ぼんちゃん 病気

7　解離性一同性障害(二重人格病)　続き　レオナード・メフィスト ページ6

レ 「ネロ、隣の部屋に来てくれ」

ネ 「…はい」

レ 「…メフィストと俺は、解離性一同性障害なんだ」

ネ 「…ん？」

メ 「わかりやすく言うと、二重人格なんだ。」

ネ 「二重人格…」

メ 「二重人格っていうのは、子供のころ、小学生ぐらいの時虐待やらいじめやらのストレスで…」

レ 「『虐待を受けているのは、自分ではなく、別の人間だ』と思い込む状態が長く続くと、二重人格になる。」

メ 「辛い感情や、思い出を切り離そうとする一種の防衛本能だとも言われてるよ。」

レ 「まぁ、そんな感じで、オレもメフィストも二重人格なんだよ。」

ネ 「先生たちの辛い感情や、思い出って何ですか？」

レメ「！……」

ネ 「あっえっなっ何でもないです！」

メ 「……まぁ、明日も早いし今日は寝よ♪」

ネ 「…はい」

メ 「レオちゃんもね？」

レ 「えっあっお‥おう」


次の日

朝4時

レ 「ネ…お……」

レ 「ネロ起きろ」

ネ 「あっおはようございます。」

レ 「メフィストの人格変わっちまったから、ちょっと行ってくる。マリアとエレナ、うまくごまかしといてくれ!」

ネ 「あっはい」

レ 「よろしく!!じゃあちょっと行ってくるわ」

メ２「っんだてめぇ!」

レ 「はいはい…いくぞ!」

メ２「うっせーよ!」

レ 「もう扱い…ずれぇ」

レ 「眠い…変わっちま…う」

レ２「あっ出れたぁ〜…ん？メフィストお兄ちゃんじゃない！」

メ２「ぁあ！うっせーな！」

レ２「へぇ…メフィストお兄ちゃんも二重人格だったんだ…」

メ２「っんだてめぇ！俺は元からこうだ！」

レ２「そんなわけないでしょ！」

ネ 「喧嘩しないで！」

レ２「夜中の男の子だ…久しぶり！」

メ２「また俺の知らねぇ奴が出てきやがって！」

ネ 「レオナード先生、メフィスト先生、ごめんなさい！」

レ２「えっ！」

メ２「おわっ！」

ごつ!

バタバタ！

レ 「ん？」

メ 「あははは」

ネ 「よかった…戻った。」

レ 「いやぁごめんごめん」

メ 「いつの間にか変わってたよ。」

ネ 「レオナード先生の帰りが遅いって思って探したら二人で喧嘩してて…」

レ 「いやぁ…ハハハ」

メ 「ごめんね」

ネ 「今、二人はご飯食べてます。」

レ 「うまくまとめられてんじゃねーか」

ネ 「えへへ」

レ 「じゃあそろそろ俺たちも食べにいくか…」

メ 「そうだね」

ネ 「そうですね」

レ 「ネロ,これからも二重人格の俺たちを」

メ 「よろしくね！」

完

8　突発性難聴　レオナード→←6　解離性同一性障害(二重人格病)　今回は二人　レオナード・メフィスト

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