ぼんちゃん 病気

40　統合失調病　メフィスト　続き ページ39

メ 「大好きな大好きな、友達、の負担には…」

メ 「…荷物にはなりたくない(ボソッ)

レ 「？大丈夫か？メフィスト？」

メ 「あっごめっ何でもない…」

レ 「荷物になんねぇから…」

ソ 『そうやって簡単に人を信じていいの？魔王だったころを思い出して！』

魔王だった頃？

ソ 『人を信じるっていうことは、その人に、命を掛けるようなことなのよ？』

命…

ソ 『この[信じる]っていう賭けに失敗して、命をおとした人が、たくさんいるのよ？』

信じる…

ソ 『しかも、言ったら私と、もう喋れなくなるのよ？」

ソフィアと喋れなく…

ソ 『いいの!?』

レ 「メフィスト…話してくれよ…お前の力になるから！」

僕は、レオちゃんを信じる！

メ 「レオちゃん…実は、知らない女の人の声が聞こえてて…」

ソ 『知らない女の人…ですって!?』

僕の知っているソフィアは、こんなことしないはずだ！

メ 「レオちゃん…助けて…怖い…」

レ 「分かった。ちょっと待ってろ」

メ 「うん…ありがと(にこっ)」

レ 「それまでちょっと寝とけ…」

メ 「え？」

レ ガツッ(首の後ろを手で…)

メ 「ぁ…」

メ がくっ

レ 「壁にもたれさせとこう…あのままじゃ見てらんねぇ…」

レ 「待ってろよ」

ガチャッ



メ 「ん？」

どこ？ここ…

メ 「レオちゃん…レオちゃん！」

レ 「ふわぁ〜…ん？起きたか？」

メ 「ここはどこ？」

レ 「病院だよ…入院することになった」

メ 「えっ？何で？」

レ 「そりゃお前…統合失調病だったし、精神状態ヤバかったからだろ…」

メ 「え…本当？」

レ 「自覚無しかよ…まぁ、しばらくゆっくり休んどけ」

メ 「でも…」

レ 「(ニヤッ)大好きな大好きな友達からの気遣いを無視するのか？」

メ 「聞かれてた!?」

レ 「そりゃもうバッチリと(どやぁ)」

メ 「は…はずかしい…」

レ 「ははは♪今日は帰るからな」

ガラガラガラ

メ 「ありがとね、レオちゃん♪」

レ 「まあ、何というか…早く治せよ…そうしないと、俺の仕事2倍だからな！」

照れ屋だなぁ…

心配なら、言えばいいのに…

まあでも、ありがとう

レオちゃん！

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