14 溶連菌感染症 続き ネロ ページ13
ネロ視点
ネ 「あの…セバスチャンさん…」
セ 「はい、何ですか?」
ネ (おわっ話しかけただけでセバスチャンさんの顔が、輝いた…)
セ 「?どうかされました?」
セバスチャン目線
ネ 「いっいえ、あっえっと、酔ってしまって…」
セ 「そうですか、嘔吐しそうになったら、できればこの袋にしてください。」
ネ 「はい、すいません…」
セ (さりげなく背中を触って、『熱がありますよ!』と言えばもう言い訳できません!やってみましょう!)
セ 「戻れますか?支えていきますよ。」
ネ 「あっありがとうございます!」
セ 「あれ?ネロ様、熱がありますよ!?」
ネ 「えっそうなんですか!?」
セ 「自覚なゴニョゴニョ」
ネ 「?どうしましたか?」
セ 「いえ…では戻りましょう。」
ネ 「はい」
セ (自覚無かったんですか!?思わず口から出ちゃいました!しかも、少しかわいいと思ってしまった自分が…いえっ気のせいです気のせい!)
セ 「つきました。魔王城についたら、体温はかってみましょう。」
ネ 「ありがとうございます…」
魔王城
セ 「ネロ様、お嬢様、魔王城でございます」
マ 「あら?早いわね…ってネロ!顔、うすむらさきよ!大丈夫!?」
セ 「ネロ様、おそらく熱が出ており、顔が赤くなり、酔いで気持ち悪くなり、青くなり、その二つ
が混ざってうすむらさきになったのではないでしょうか…」
マ 「ネロ、熱あったのに遊びに来たの!?」
ネ 「どうしても遊びたくて…」
マ 「もっもう!」
セ 「マリアお嬢様は、友達に好かれておられますね!ですが、熱なのに来ては、ネロ様が辛いので、休んでもいいのですよ?」
ネ 「次からそうします…」
セ 「少し失礼」
セ 「体温計でございます」
ネ 「あっありがとう」
セ 「いえいえ」
ピピピピッピピピピッピピピピッ
ネ 「早っ!?」
マ 「当たり前よ!魔族の頂点が使っている体温計よ!」
ネ 「たったしかに」
セ 「39℃ピッタリ」
マ 「高いわね」
ネ 「あの…少し喉が痛いから水をもらっていいかな?」
セ 「今持ってきました」
ネ 「いつの間に!?」
マ 「セバスチャンは、準備がいいのよ」
ネ 「じゃあ、いただきます」
セ 「どうぞ」
ネ ゴクッゴクッゴクッ
ネ 「ありがとうございました!おいしかったです!」
マ 「そりゃあ一杯10万円の水だもの」
ネ 「えっごっごめん!」
マ 「大丈夫よ!私なんか水風船に入れているから!」
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ユメ - ↓あれ…?地味に宣伝してない?↓ (2020年9月5日 21時) (レス) id: e02f1d7237 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - ぼんちゃん 想像物語に続いて続編へ★ (2020年8月18日 18時) (レス) id: e02f1d7237 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - やっと開けましたぁ!良かったぁ! (2020年8月15日 22時) (レス) id: e02f1d7237 (このIDを非表示/違反報告)
湖の宝石(プロフ) - 更新だ!おめでとうございます! (2020年8月15日 20時) (レス) id: 0c129406c5 (このIDを非表示/違反報告)
湖の宝石(プロフ) - やばい……好き♪♪ (2020年8月11日 11時) (レス) id: 0c129406c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユメ | 作成日時:2020年7月4日 19時