ぼんちゃん 病気

13　溶連菌感染症　ネロ ページ12

ネ 「ふわぁ…もう朝か…」

ネ 「今日から2月か…早いなぁ…」

ネ母「今日は、マリアちゃんと二人で遊ぶんじゃないの〜？」

ネ 「うわぁぁぁ!もうこんな時間!ごめんお母さん！ご飯はいらない！いってきます！」

ネ母「えっ！ネロ〜…はぁ…」

ガチャッ

ネ 「いってきます！」

バタンッ

ネ母「気をつけてね〜…って、聞いてないか…もう…」


ネロ視点

マ 「あら、時間ジャスト！」

ネ 「間に合った〜…」

ネ (少しクラクラする…朝ご飯食べてないからかな…キツい…)

マ 「？ネロ？体調悪い？」

ネ 「！っいっいや〜全然？」

マ 「…ならいいけど…」

ネ 「早くマリアの家に行きたいな〜」

マ 「いいわよ!じゃあ、セバスチャンに、ドラゴンを用意させてるから、行きましょ！」

ネ 「うん！」

ネ (良かった〜うまく話反れた〜)

マ 「それから、言い忘れてたけど、酔うかもしれないの。」

ネ 「僕、乗り物には、強いから大丈夫だよ！」

マ 「そうなの？まぁ、普通の乗り物とは、違うから、酔ったら、私かセバスチャンに、遠慮なく言ってね？」

ネ 「分かった！」

マ 「よし！じゃあ、ネロの多分人生初のドラゴンに乗って行きましょう！」

ネ 「うん！」

ネ (やった！初めてだ！)


セバスチャン目線

セ 「お嬢様、ネロ様、お待ちしておりました。こちらへ。気をつけてください。」

マ 「あら、有難う」

ネ 「ありがとうございます！」

ネ グラッ

セ 「おっと！」

セ サッ

ネ 「ビックリした！ありがとう！セバスチャンさん。」

セ 「全然良いですよ。」

セ (ネロ様、高熱を出していらしゃる！)

セ (…一応様子を見ておきますか…)

セ 「では、出発致します。」

マ 「じゃあ、超高速で!」

セ 「ネロ様も、いいですか？」

セ (さりげなく、マリア様にネロ様が、体調不良だということを伝える！)

ネ 「うん!いいよ!」

セ 「!…(ニコ)かしこまりました。」

セ (ネロ様、まさか気づいていない!?)

マ 「セバスチャン…さっさと出発しましょ?」

セ 「そっそうですね!出発します。」

ド バサバサバサッ

セ (必ずネロ様は、酔ってしまいますから、袋を準備しておきましょう…)


ネロ視点

ネ (ヤバい!酔った!言うべきだよね!)

ネ 「ねぇ、マリア…」

マ 「キャーーーーーー」

ネ 「聞こえてない?」

ネ (そうだ！セバスチャンさんに言えば!)

ネ 「あの…セバスチャンさん…」

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