不調日和 Ⅱ (ページ24)

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鍵持ってないから開けて入ることは不可能だし、どうしようかと悩んでいると、少し中から物音がした

「ハネルくん？いるなら開けて」

そう声をかけて少し待つと、ようやくドアが開いて姿を現したハネルくん

黄「ごめんりおん…なんか怠くて…」

体調不良みたいです。これは仕方ないね

「中入れて。看病するから」

少し嬉しそうな表情のハネルくんは無視して、ベッドまで連れて行って寝かせて

「ちなみに熱は？」

黄「さっき測ったけど平熱だった」

熱なかったってことは、ゆっくり休めば良くなるのかな…？

「とりあえず、上着着て暖かくして寝てて？お腹空いたらゼリーでいい？」

黄「うん、ゼリー冷蔵庫に入ってるから…」

なんで入っているのかは聞かないでおこう

ハネルくんはすぐに寝たから、寝てる間に飲み物とゼリーを用意して、近くに椅子を置いて様子を見続けた