55回表 ページ11
「ピンク髪のかわい子ちゃんはっけ〜ん！」
「へ？」
そろそろ他の練習も見て回るかと川上を宮内先輩に託してブルペンを後にするとランニング終わりなのかＢグラウンドのベンチ付近で汗を拭う一年に出くわした
その中に私が気になっていた子がいた為、タブレットを持って近寄るとポカンとした顔をされた
「ぼ、僕ですか？」
「この部にピンク髪なんて君かお兄さんくらいしかいないよ」
「た、確かに」
「春市くんだね、私は成宮…って知ってるか」
初日に一也を大声で呼び出した後、監督に言われて一年の前で軽い自己紹介をしたので顔は覚えられているはずだ
「君、バッティング良いね、中学の時の成績見たけど私並みのバケモンだね！」
「え！？あ、ありがとうございます？」
「ねぇ今度バッティング練習の時フォーム見せてよ、興味ある！」
「あ、は、はい！」
ズイズイッと彼に近寄れば顔を真っ赤にさせて返事をするのでなんだか可愛くて更に言葉を続けようとしたら後ろから痛くないチョップが降ってきた
「なーに後輩ビビらせてんの」
「いで！亮さん！」
「先輩にそんな勢いよく来られちゃ困るでしょ」
「この猛る好奇心に待てなんて無理ですよ！弟さん下さい！大事に育てます！」
「その猛る好奇心を抑えろって言ってんの、あとあげないよ」
「そんな殺生な！可愛い子は愛でろって言うじゃないですか！」
「誰の言葉だよ」
「私です！」
「お前かよ」
呆れながら私の言葉を拾ってくれる亮さんは流石だ
しかし、こうやって並んでいるのを見るとたしかによく似ている、春市くんの目は前髪のせいで見えないけど
「え〜亮さんズルいなぁ〜こんな可愛い弟くんがいるだなんて〜」
「成宮一人っ子だっけ」
「はい！うるさい従兄妹がいるだけの一人娘です！」
「ふーん、まぁでも春市を弟にする方法、無いことも無いよ」
「え！？なんですか！？」
教えて下さい！！と亮さんに輝いた目線を送れば「ふっ」と笑って核ミサイルを落とした
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とらお(プロフ) - ジョゼフィーヌさん» この度はコメントありがとうございます！ダイヤ、残り2話…衝撃でした…。でもまだactIIIを信じてます！！でもそのおかげで出会ってくれたのは感謝しかないですね、凄く褒めていただけて光栄です！自己満作品ではありますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年10月13日 18時) (
レス) id: 9196c41cf9 (このIDを非表示/違反報告)
ジョゼフィーヌ(プロフ) - ダイヤのA最終回まで残り2話と聞いて何か面白い夢小説ないかなって思って探してたら、この作品に出会えて、凄く読み応えがあるし、続きも気になります！無理しない程度に更新頑張って下さい！楽しみに続きまってます！ (2022年10月12日 16時) (レス) @page27 id: 8e4a678c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらお | 作成日時：2022年9月25日 14時
