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silent...１ ページ1
｢ねっ...もう止めてやっ...｣
｢いやや。｣
今日も殴られ蹴られ
｢っ...ねえ！のぞむ！！！｣
｢うっさいねん！お前が悪いんやろ！｣
｢やっ.....｣
ﾊﾞﾝｯ...
鈍い音が響いた。
｢いった...えっ...ちょっ...のぞむっ...｣
｢お前は黙っとけ、｣
｢やだ！っ...ねえ！のぞむ！｣
彼氏に暴力を受けている俺と
｢照史くぅん...好き...｣
｢.......｣
｢ねえ、私に好きって言ってくれないの！？｣
｢言うわけないやん、お前のこと好きやないんに｣
｢え...結婚してるやない！｣
｢は？お前ん家が押し付けてきた政略結婚やろ？｣
｢由緒ある桐山家と松井家が結ばれるのは当然よ。｣
｢俺ん家は猛反対やけどな｣
｢なんでっそないなことが言えんのよ！｣
｢嫌いやからや｣
妻(仮)を愛してない俺が
｢｢ハァァァァァ｣｣
交差した時、
世界は大きく見違える。
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作者名：れおん | 作成日時：2017年11月12日 15時
