今日:37 hit、昨日:1 hit、合計:39,124 hit
小｜中｜大
christmas...３３ ページ34
神山side
別に言うてくれるのを期待してるわけやない。
ただ彼の荷が軽くなればなって...
重｢軽くでええから聞いてくれへん？｣
神｢わかった。｣
重｢俺さー、結婚してんねん...｣
...知っとる。
重｢ごめんな、不倫みたいやな...｣
神｢ううん、ええよ。｣
重｢ともが好きなんはほんまで、そいつとは離婚したいねん...｣
なんとなく分かってた...
重｢そいつの金と脅しで結婚を押し付けてきて、けど、そいつの会社もう倒産してん...せやから、もう離婚しても脅されへんし...せやのに届にあいつがサインしてくれへんから...｣
神｢そっか、んでなんで教会来てるん？｣
重｢あそこ地元の近くで小さい頃よく通ってん。｣
神｢キリシタンなん？｣
重｢ちゃう。あそこでオカンとオトンが結婚してん｣
神｢そうなんや｣
重｢今は逃げ場なんやけどさ｣
眉の下げながら笑う彼と距離が近づいた気がした。
christmas...３４→←christmas...３２
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れおん | 作成日時：2017年10月31日 19時
