傷跡

scars...７ ページ7

重岡side




自分のものにしたい、、、と思うのはみんなだと思うんやけど、それを執念深く思ってしまうのは元彼のせいやった。




大学んときにおった彼氏。




きっと束縛してたんな、自覚なかったけど...。




｢も、重いねん...｣




そう言ったのに彼は離れなくて、まあ、俺の束縛が緩くなることを期待したんやろうけど、




それでも束縛したから彼はどこかへ姿をくらました。




それから、全てがねじ曲がった俺は




自分に好意を持ってくれた人を堕として、束縛して




色んな人が逃げてった、それが楽しかった、面白かった。









次に好意を持ってくれたんは




濱｢大毅、｣




浮気してるタチの彼。




重｢また、恋人怒るで。｣




濱｢俺は大毅がええの。｣




重｢嘘つきさん、いつから？｣




濱｢嘘つきってひどいなあ、｣




重｢やって、恋人おるくせに｣




濱｢せやね、｣




重｢んで、嘘つきさんはいつから？｣




濱｢...いつからやろ。｣




重｢え、覚えてないn｢あ！前の！｣え？｣




濱｢この契約より前ん時、２人でやったやつ。｣




重｢１年前ちゃう？それ｣




濱｢そうやねえ、｣




もっと早く堕とせばよかったやん。




重｢シャワー浴びた？｣




濱｢浴びた｣




重｢じゃあ、｣




にっこり微笑んでそう言うと




ふわっと唇を奪われて




背中にベッドを感じる。




微かにタバコが匂った。

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