Rain...49 ページ9
望side
重「あー、そういうこと。」
結局全部を話した。
望「おん。」
重「実際は自分でちゃんとわかってるちゃうん?」
望「なにを?」
重「その、モヤモヤ。」
ポンって胸を叩かれる。
望「...?」
重「は?分からんの?」
望「...。」
重「え、藤井への思いやん。」
望「いや、そんくらいは...」
重「え、じゃあ分かるやん。」
望「ぉ、おう。」
重「はぁ、...鈍感なん?」
望「ちゃう...と思う。...」
重「あー、もう!俺、中島が校門で待ってんねん。」
望「じゃあ、帰ればいいやん。」
重「じゃあ、なんで相談してくんの。」
望「そ、それは...」
重「はぁぁ、だーかーらー!素直になれ!」
望「俺、素直やで?」
重「あほっ!俺が分からせたるわ!」
望「は、はぁ。」
重「お前は!!!」
そう言いながら彼はバッグを持って
重「藤井が好き。それだけや!」
決め顔で出てった。
...決まってなかったけど。
148人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れおん | 作成日時:2018年3月4日 13時