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Rain...54 ページ14

流星side




濱「あ、雨や。」




練習が終わって下駄箱で放たれた一言で自分が傘を持っていないことに気づく。




流「俺、持ってなっ...!?」




でも、下駄箱を開けたらあった折りたたみ傘。




濱「んー?どしたん?」




流「え、いや、なんも。」




全くと言っていいほど見覚えがない。




濱「...あ。」




流「?」




濱「いや、なんも。」




流「え、なに。」




濱「...それ、俺の傘やねん。」




流「はっ...?」




おどろいた表情で濱ちゃんを見ると




濱「いやー、流星のことやから忘れてるかなって、」




流「あー!ありがと!!!」




ニコって笑ったら少し視線をそらされた。




濱「ぶ、部活、行くつもりなかったし。」




流「そっか。」




濱「あー、俺のもうひとつの傘の方がでかいからそっち貸すわ。」




って下駄箱のをとられて彼が持っていたのを渡された。




開いた傘は彼の方が大きかった。

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作者名:れおん | 作成日時:2018年3月4日 13時

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