night sky...３１ ページ32
神山side
父の墓場へいけば、新品の花があった。
神｢おかんか...｣
その時は気にもとめてなかったけど。
父は俺が小２のときに肺炎で死んだ。
父の墓の横には彼の父の墓。
彼の父は俺が物心ついたときからいなかった。
神｢確か、がんやったっけ...｣
俺の父は早くに死んだ彼の家の父親代わりのようなもので、よく公園に彼を連れて行ったりもしていた。
神｢帰るか...。｣
お参りを済ませて実家へ車を走らせる。
神｢ただいまー。｣
そう発すれば
｢おかえりなさい。｣
しばらく見ない間に老けた母が顔を出した。
｢あら、ともくんおかえり。｣
彼の母もいたらしい。
神｢お花、ついでに供えといたで、｣
｢ついでってなによ、私お花持ってってないわよ。｣
お花ぐらい供えたれよとか思いつつ、
神｢じゃあ、だれ？｣
そんなことが頭をよぎる。
でも、俺の頭には１人しか浮かばない。
２日酔いにした彼に決まっている。
night sky...３２→←night sky...３０
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れおん(プロフ) - 黄色緑色濃いめの虹色ジャス民さん» ありがとうございます！！ (2017年10月5日 15時) (
レス) id: 7207e89726 (このIDを非表示/違反報告)
黄色緑色濃いめの虹色ジャス民 - 凄く面白いです！！応援してます！更新頑張ってください(* ´ ▽ ` *)ﾉ (2017年10月5日 15時) (レス) id: cb3c87db3b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れおん | 作成日時：2017年9月28日 20時
