#51 完 ページ2
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テヒョンくんの話によれば、
ヌナさんに少し未練があったのは事実らしい。
ばったり会った彼女を連れて
夜景を見に行って、話したらしい
でも別れ際、もう別の道を歩くべきだと感じて
好きじゃないと伝えたんだとか…
「それで、どうしていきなり私なんですか」
TH「いきなりじゃない、多分ずっと前から」
「そんなの」
TH「後付けだって思うでしょ?違うんだよね〜」
TH「俺多分最初から好きだったかも」
「信じられません。」
急展開すぎて、頭が追いつかない
だって最初からって
その時彼女さんがいたじゃない
あんなに幸せそうだったじゃない…
TH「俺ね、ずっと劣等感みたいなのがあって、
付き合ってるはずなのに、一歩通行みたいでさ」
TH「そんな時にAちゃんに出会って、毎日楽しくなって、ちょっかい出したくなって」
TH「でもジミンのこと好きなんだろうって思ってたから、この気持ちを恋愛感情と思ってこなかったんだよね」
暗くて寒い住宅街に、
テヒョンくんの声と2人の足音だけが響く
もう、理由とか本当の事とかどうでもいい
目の前にいるこの人を信じて
素直に好きな気持ちだけで接したい
傷つけられて、嫌だって思うこともあったのに
それでも会ったらやっぱり好きだったし
何より、ずっと頭から離れないんだ。
今、私の目に映る、耳に聞こえるものだけ
それだけを信じていたい。
余計なことはもう考えない
「テヒョンくんは結局誰が好きでどうしたいの」
TH「Aちゃんが好きでAちゃん全部欲しい」
「もうちょっとストレートに言ってくれなきゃ」
立ち止まって、私の目の前に立つ
ちょうど電信柱の明かりの下
顔が赤いのバレそう
TH「好きです、僕の彼女になってください」
「はい、喜んで。」
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テヒョンくんが私の隣で
笑ったり、怒ったり、悲しんだり、拗ねたり
今まで見れなかった表情をするのとか、
好きだよ、とか
もうずっとこうしてたいねって
手繋ぎながら言って来たりとか。
幸せすぎて、怖いくらいだ。
もう迷わないし考えないよ
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答えなんてなくていい
全ては
君の笑顔の中にある
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きむもち(プロフ) - らいおんちゃんさん» はじめまして、とっても嬉しいです( ̄▽ ̄)番外編書きますね (2018年10月13日 16時) (レス) id: a35871cd5d (このIDを非表示/違反報告)
らいおんちゃん - はじめまして!このお話大好きです(≧∇≦)もう完結編に入ってるとかめっちゃ悲しいです、、、笑笑 更新待ってます! (2018年10月2日 15時) (レス) id: a321622f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きむもち | 作成日時:2018年9月30日 17時