8 いたずら ×裕太 ページ8
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「よろしくです！中務大先生！」
裕太「お願いしまーす。」
Aちゃんは俺の肩に手を置き、俺は彼女の腰に手を回す。
空いた片手同士はしっかり繋いで、2人で足を動かす。
…そう、俺とAちゃんで社交ダンスの練習をしてるとこ。
事の発端は、昨日にさかのぼる。
＊ ＊ ＊
「社交ダンスってできる…？」
EXPG校のレッスン終わり。
彼女は言いにくそうに俺に声をかける。
裕太「どしたん急に。笑」
「あの…実は撮影で社交ダンスするところがあって…」
聞くと、LDHのある男性アーティストのMVにヒロイン役として出るらしい。
その役で社交ダンスを使った表現があるらしいねんけど…
裕太「その練習を俺とすんの？」
「上手くできなくて…、それに慣れてる人じゃないと緊張しちゃうから…。」
裕太「まぁ、できんことはないけど…」
「ほんと！？」
ゆった瞬間Aちゃんの目が輝く。
いや、そんな上手いわけちゃうけどな？汗
やり方は知ってるくらいやで…？
「よかったー！いつ？いつならいけますか！」
…もう完全に拒否権ない笑
ま、ええか。せっかく頼られてるねんし。
裕太「せやなー。この日、午後からは空いてるから…」
＊ ＊ ＊
ほんで、今に至る。
裕太「ワンツースリー…ここでターン。」
キュッ…
「わっ！？」
めっちゃ動き固いなー。笑
「ごめんなさい…。」
裕太「さっきより全然うまなってんで？」
「なら良かった…。」
まぁ最初が壊滅的やったからな。笑
とかゆったら拗ねそうやから言わんけど。
「なんか…相手が裕太くんでも全然緊張するね…。」
裕太「そーなん？」
「…なんか、顔近くて、どきどきする…。」
裕太「…え？」
「ご、ごめん、多分わたしだけだねっ！」
そういって彼女は顔を背ける。
え？何…？
…普通に照れてもうて反応出来やんかった。
え、ちょっ。
そんなん言われたら俺も意識してまうやん…？汗
裕太「…次、どんなん？」
「えっ、えっと次は…」
そう言うと彼女は動かしてた足を止める。
裕太「？」
「…いや、こっからはだいじょう、ぶ。」
目を泳がせてぎこちなく答える。
いや…絶対嘘。笑
裕太「ほんま？俺教えんで？」
「たぶん、裕太くんできない…。」
裕太「え、どんなんなん？」
聞いても、なかなか教えてくれない。
しばらくして、Aちゃんは少し戸惑ってから口をゆっくり開いた。
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rinrinmother(プロフ) - 本編の方もそうですがこのお話での主人公とメンさんの絡みが大好きです！更新楽しみにしています！ (2018年8月1日 12時) (
レス) id: a484fb0672 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - ありがとうございます！！楽しみです！！(^ω^) (2018年6月5日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
しいな(プロフ) - 心音さん» わーーありがとうございます！亜嵐くんわかりました！書かせていただきます(|||▽||| ) (2018年6月5日 0時) (レス) id: 60034aeab1 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - この作品好きです！(^ω^) 次がますます楽しみなので、次の更新を楽しみにしています！！ 亜嵐くんも欲しいです(〃▽〃) (2018年5月26日 18時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
しいな(プロフ) - SAYAさん» ありがとうございます！！裕太くん、分かりました！書いてみます(^^♪ (2018年5月13日 23時) (レス) id: 0a5d2689d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいな | 作成日時：2018年3月13日 16時
