初日終了 ページ4
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「よし、上がっていいよ」
「お疲れ様でした」
いろいろ教えてもらい、チェックイン、チェックアウトの手続きがまともにできるぐらいになって、
登坂さんからお許しが出た。
「すごくわかりやすかったです」
「ほんと?ありがとね」
着替え終わったところで届いた佐野くんからのLINE。
玲於[終わった。Aは?]
A[終わったとこー]
玲於[ん。じゃあ一緒帰ろ]
OKスタンプ送って、スタッフ用の出入口にいくと、
すでに待っていた佐野くん。
「わ、ごめん!待った??」
「まぁ待った。」
「ごめんー!!」
「ジュースで許してあげる」
「安いやつね」
いつものように佐野くんと話しながら家に帰る。
中身ないんだけど、
この時間がなくなったら私の1日の楽しみが減っちゃう。
「もうありえなくね?」
「キュウリづくし。笑」
「食べれるもんなんも無かったから。笑」
「それは嫌がらせだ。笑」
「でしょ。あの豚野郎、今度絶対仕返ししてやる」
佐野くんには絶対イタズラしないほうがいいな。
てか考えたことあるけど全部無理なんだよね。
虫系....気持ち悪いからいや。私が無理。
お化け系....知ってても絶対私が佐野くんよりビビっちゃうから無理。
キュウリ系....私も食べれないから無理。
好き嫌いがすっごく似てるから気が合うんだよね。
「母ちゃんから大量に野菜届いたからさ、Aなんか作って」
「え、佐野くんの実家って普通に東京だよね?笑」
「ほんとイカれてる。笑」
「てか佐野くん普通に料理できるじゃん」
「やだ、めんどい。ダルい。」
「ダメ人間」
「はいはい、わかった。Aの作ったのが食べたいの。」
「うわー思ってないー」
「ばか、思ってるわ。笑」
そんなこんなで、結局作るんだけどね。笑
年の半分以上、佐野くんとご飯食べてる気がする。笑
「じゃあ着替えてシャワー浴びたら行くね」
「鍵開けとく」
野菜って何あるんだろう。
何作ろうかなぁ....
そんなことを考える時間が楽しかったりするんだ。
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すぅっぴ - ココアさん» ありがとうございます!いつか良いものができるように頑張ります!ココアさんもこれからも頑張ってください!応援してます! (2017年4月1日 17時) (レス) id: fd085afb23 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - すぅっぴさん» いえいえ、頑張ってくださいね。楽しみにしてます! (2017年4月1日 17時) (レス) id: 71838e9f90 (このIDを非表示/違反報告)
すぅっぴ - なるほど!わかりました!ココアさんには二回も質問に丁寧に答えていただき…本当に感謝しています。ありがとうございます! (2017年4月1日 17時) (レス) id: fd085afb23 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - すぅっぴさん» ログインしたほうがいいですよ!作者ポイントも加算されますし、パスワードなしで編集できるので! (2017年4月1日 16時) (レス) id: 71838e9f90 (このIDを非表示/違反報告)
すぅっぴ - ココアさん» 応援してます!あとちなみになんですが、私はまだ初心者でログインすらしていないのですが作品を書くことになったらやはりログインしたほうがいいのでしょうか? (2017年4月1日 15時) (レス) id: fd085afb23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココア | 作成日時:2017年3月24日 10時