こんな日々が ページ14
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結局佐野くん3杯も食べて、マシュマロ食べれなくなった。
バカはそっちじゃん。って言いそうになったけど、
今日佐野くんすごく優しくしてくれたから我慢する。
「あー、腹いっぱいー」
「すごい勢いで食べたもんね」
「お前が1杯食べ終わる頃に3杯食い終わってた」
「やっぱ男の子は食欲すごいなぁ」
「ねぇ、思春期の息子の母親みたいなこと言わないでくれる?笑」
「え?笑」
「だいたい、俺男の子じゃなくて男じゃん。こどもじゃないんだから。笑」
面白い番組ねーなーってチャンネルを変え続けてるけど、ないならテレビやめればよくない?笑
クッション膝に乗せてるのがかわいい。
「A、おいで」
呼ばれたのは佐野くんが座っているソファーの隣。
なんだろ。
「こっち見て?俺の目」
「なに?」
「....うん、大丈夫」
「何が?」
「無理してなさそうだから。幸せだなーって顔してる」
「ほんと?うん、ちょっと幸せ」
「でしょ。俺お前のことなら何でもわかる」
「あは。笑 私も佐野くんのことわかるー」
シャワー浴びてきたから、風邪ひかないようにってブランケットかけてくれる。
うん。
このぬくもりが幸せだ。
私死ぬ時はブランケットにくるまってたいな。
で、佐野くんもいて、
安らかな感じでぬくぬく死んでいきたい。笑
「なんでそんな顔?笑」
「え、どんな顔してた?」
「ん?笑 もう幸せすぎて死んでもいいやーみたいな」
「それは大袈裟」
今思ったことを話したら、
佐野くん、大爆笑。
お前やっぱバカだろってバカにしてくるけど、
笑いすぎてヒィヒィ言ってる。笑
「やっべぇ。笑 ツボだわ。笑 」
「なんでそんな笑うの。笑」
「だってお前やっぱだめ。笑」
「なにが。笑」
最高って目に涙溜めて笑ってる。
こんなことでそんな笑えるって佐野くん幸せな人だなぁ。
普段ツボなんてどこにあるかわかんないのに、意外なとこにあった。笑
「ブランケットと一緒に死ぬとか。笑」
「佐野くんもそうしなよ。笑」
「やだわ。笑 はぁお腹痛い。笑」
こうやって笑いあってるだけで、
なんも考えなくてすむ。
この時間が、この空間がほんとに大好きだ。
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すぅっぴ - ココアさん» ありがとうございます!いつか良いものができるように頑張ります!ココアさんもこれからも頑張ってください!応援してます! (2017年4月1日 17時) (レス) id: fd085afb23 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - すぅっぴさん» いえいえ、頑張ってくださいね。楽しみにしてます! (2017年4月1日 17時) (レス) id: 71838e9f90 (このIDを非表示/違反報告)
すぅっぴ - なるほど!わかりました!ココアさんには二回も質問に丁寧に答えていただき…本当に感謝しています。ありがとうございます! (2017年4月1日 17時) (レス) id: fd085afb23 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - すぅっぴさん» ログインしたほうがいいですよ!作者ポイントも加算されますし、パスワードなしで編集できるので! (2017年4月1日 16時) (レス) id: 71838e9f90 (このIDを非表示/違反報告)
すぅっぴ - ココアさん» 応援してます!あとちなみになんですが、私はまだ初心者でログインすらしていないのですが作品を書くことになったらやはりログインしたほうがいいのでしょうか? (2017年4月1日 15時) (レス) id: fd085afb23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココア | 作成日時:2017年3月24日 10時