Love Situation【玲×亜】

幼い ページ13

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「今のお前１人にできない。泊まれ」


「え、でも昨日も」


「うるさい。はやく準備してこい」








明日遅番じゃん。


ってことは３時半までに行けばいいから、



まぁいいか。








「佐野くん、来たよ」


「ん。飯作って」


「ナスビー？」


「ナスビ。消費しなきゃ」


「んー。焼くか」


「毎日ナスビとか飽きる」


「お母さんに言って。笑」









一緒に買い物にいって、スープカレーの材料を買う。



車道側歩いてくれたり、

袋二つとも持ってくれたり、



いっつもそう。

冷たいこといいながら心は誰よりも温かい。









「はい、作って」


「佐野くん、なんでマシュマロ買ったの？」


「食いたかったの」


「あは。笑 かわいい。笑」


「やっぱお前調子のってんな。笑」







料理は割とできる方。

お母さんがバリバリ働いてたから、

小さい頃からやってたし。








「やっぱA手際いいよね」


「まぁ慣れてるし」


「いいよね、家庭的な人」


「ウサギさんも料理できるの？」


「できるよ」


「そっかあ」


「...お前やっぱ死ぬほどアホ」








なんも変なこと言ってないのにアホ呼ばわりされた。


...理不尽だよ。


私アホじゃないのに。








「佐野くんー、なんか喋ってー」


「は？いいから手動かせ」


「手は動かしてる！」


「ホントだ。笑」









あのねー、って新作のゲームの話をしてくれる佐野くん。



....うん。全然内容頭に入ってないけど、

この感じ好き。









「わ、カレーの匂いしてきた」


「ルー使ってないにしては上出来じゃない？」


「こんなん作ったことあったの？」


「1回だけ。笑 だからクックパッドに頼った。笑」







スープカレーに、沢山ナスビをぶち込んで。

ナスビを焼いて。





よし、結構消費したぞ。









「うわー、うまそーーー！！！！」


「佐野くん目がキラッキラ。笑」


「うるせぇな。笑」


「なんか幼いね。笑」


「幼稚園児に言われたくないんすけど。笑」


「あ、またバカにする。笑」









まっす！！！って、いただきますは相変わらず省略して、美味しいー！！ってすごいスピードで食べ始める佐野くん。


なんか、いいな。




料理褒められるのってすごく嬉しい。

美味しそうに食べてたと思ったらあっという間に完食して、私の皿じーっと見てる。





「おかわりあるよ」


「まじ！？」





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