私のお世話係《Reo.S》

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#Reo









亜嵐くんに届けに行ってもらってから

多分、五秒後くらい。



ブーッと、パソコンの横に置いてた

携帯が震える。








こっそり隣を盗み見ると、

もう目の前の仕事に夢中だったから

こっそりそのメッセージを読む。









……俺いっつもAが携帯触ってたら

ブチ切れて説教しまくってるからさ、


バレないように









亜嵐くん大樹くんは彼氏じゃないらしい









……今の短い時間でどうやって聞いたんだよ亜嵐くん、、




びっくりして亜嵐くんの方を向くと

満足そうに笑った。









『……あぁ！佐野さん携帯！』



玲｢うわっ｣









小さな声で話すAに、バレてしまった。





『だめですよ！佐野さん！携帯は！』









ニヤつきながら説教してくるAに
平謝りですいませんすいませんって言ったら






『心がこもってないですねぇ』







まるで小さな子を注意するみたいな目で
俺を見て、またニヤニヤして。









『佐野さん！お仕事に集中しましょう！』





玲｢……わかりましたー｣









嬉しそうに俺を注意するAになら

怒られてもいいかも、なんて思ったけど

遠くから感じる亜嵐くんからの視線に

そんな思考、かき消した。









つぎは君に、お世話されちゃった。










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