私のお世話係《Reo.S》

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玲｢よし、帰るか。｣


『……へへ、はいっ』






ちょっとお酒も回って、

ちょっとだけ、ちょっとだけいい気分。









玲｢直人さーん、お会計お願いします｣



直｢はーいよっ｣









奥の方からひょこんって

でてきた直人さん。




直人さんも、赤ちゃんみたい……可愛い……







直｢2600円でーす｣




レジにむかった佐野さんを急いで追いかけて

財布を出そうとしたら







玲｢お前一丁前に俺の前で財布だしてんじゃねぇよ。｣






そう言って、お財布を
カバンの中に突っ込まれて。









『でもっ！』







もう1回だそうとしたら








直｢はい、じゃあお釣りの2400円！｣



玲｢あれ、300000位お釣りないんすか？｣



直｢ばかやろ！大赤字だわ！｣








そんな会話をしてて






『……ご馳走さまです』







納得はいかないけど、……

この恩は必ず返そう。







玲｢もっと可愛い顔で言えねぇの？｣




私に可愛い顔なんてありませんし……

ておもいながらも拗ねた顔で言ったのは

間違いだったな……て思って。









『ご馳走さまでしたっ！美味しかったですっっ』







満面の笑みで佐野さんにお礼を言うと








玲｢……またこような｣








ふにゃん、と笑って、

私の頭に手を置いた。









『はいっ！ぜひっ！』









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