私のお世話係《Reo.S》

25 ページ25

.


.






カウンターに案内された私たち。





玲｢ここね、カレーライスおすすめ｣


『そうなんですかっ！』





メニューを一緒に見てるから

顔が近くて、顔が熱くて

冷えたお絞りを顔に当てた。









｢めっちゃかわええなぁ、オネェさん｣

｢めっちゃかわいいっすね！玲於にもったいない！｣

｢玲於ー、そんなこどこで捕まえるんだよ！｣









メニューに夢中になってたら

カウンター越しに並ぶ、イケメン3人。









｢名前なんちゅーの？｣


｢うわー、直人さーん、健二郎さんが玲於の彼女ナンパしてます｣


｢はぁ？健二郎クビ｣


｢してないっすよ！！！！｣







可愛いやりとりに、笑っちゃって。


『ふふ、』






玲｢何笑ってんの｣







ほっぺをぺしん、と叩かれる。








｢うわ、玲於がいじめてる｣

｢女の子ぺちんとか、ありえへんぞ ｣


｢こんにゃろー！！！｣




小さなイケメンさんにヘッドロック

されかけてる佐野さんは

少年みたいに笑ってて、

なんだか可愛い









｢あっ、自己紹介遅れました！一番イケメンなのが直人です！｣



｢いやー、俺やで？一番イケメンなん。なぁ？健二郎っていいますぅー｣



｢困ってるこの子！！笑 剛典です｣









えっと、子犬みたいなイケメンさんが剛典さん、で

関西弁のイケメンさんが、健二郎さん

ちいさなイケメンさんは直人さん、だよね？









『よろしくお願いします、Aです！』







玲｢馬鹿じゃないの｣





……笑顔、変だったかな









健｢Aちゃん、玲於の彼女なん？｣



『ぜんっぜん違います！笑』


玲｢そんな否定する？笑｣









.



.

26→←24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す