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玲於side
隼 「あ、ここ。前から気になってたんだよね〜」
玲於 「なんか隼が好きそうな感じだね」
隼 「そう、そうなんだよこのレトロな感じがめっちゃ刺さるんだよねこう、うん、こうやって。」
玲於 「いや、全然わかんねえし笑とりあえず入ろ」
ニコニコしながらはーいと言って変わった形のドアノブに手をかける隼。
「あっ、いらっしゃいませ〜!」
そう言いながらこっちに小走りで向かってくるミディアムヘアの女
「お客様何名様ですか?」
そんなの見たらわかんじゃん2人だよって言いそうになるこの女絶対馬鹿だ。
隼 「あ、えっと2人です」
「かしこまりました、こちらへどうぞ!」
「ご注文、お決まりになられましたらお呼びください」
そう言ってニコッと笑って次のテーブルに小走りする馬鹿女。
玲於 「あの人、絶対頭悪い」
隼 「天然ちゃんぽかったね、なんか可愛い」
玲於 「天然とかじゃねえよあれはただの馬鹿。」
隼 「はは、なになにそんなムキになっちゃって、ていうか注文どうする?」
玲於 「俺はいちごタルトと…」
隼 「はいはい、カフェオレね」
玲於 「…」
隼 「あ、お姉さん!」
「はーい!ご注文おきまりですか?」
隼 「えっと、アメリカーノとガトーショコラといちごタルトとカフェ…あ、こいつコーヒーが飲めないんですけど」
玲於 「ちょ、おま!」
「あ!それでしたらこちらとかどうですか?カフェオレよりは少し苦いんですけどブラックよりは全然優しい味です!」
隼 「玲於?」
玲於 「っ、じゃあそれで」
「かしこまりました。少々お待ちください!」
玲於 「ねえお前マジで何してくれてんの」
隼 「やっぱりこうゆう所で専門の人に聞いた方が良いって、絶対!」
玲於 「あいつ馬鹿だし専門知識あんまなさそうだけど」
隼 「うわ、酷!まあまあ、一旦飲んでみなって」
なんか得意そうにそういう隼の後ろのカウンターで馬鹿女とインテリ系な男がにやにやしながら話してる
きも。
10分後
「失礼します、こちらいちごタルトとガトーショコラとアメリカーノとカフェラテになります。あ、こちら苦かったらミルクお好みでどうぞ!」
玲於 「余計なお世話だよ(小声)」
「どうかされました?」
玲於 「いや、なにも。」
「あ、では失礼しますっっ!」
そう言ってなんか逃げるようにその場を去ったあいつ
なんだよ結構 気効くじゃん。
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りなg(プロフ) - 玲於くんと年上彼女のお話がみたいです! (2020年2月10日 22時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして!!レオくんとのストーリーが希望です! (2020年2月10日 18時) (レス) id: 7fb669fa47 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - はじめまして!玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます!(^^)! (2020年2月1日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そると | 作成日時:2020年1月16日 23時