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玲於side
午前6時半。今日は早朝からロケ
おはよ〜って明らかに寝起きだろって雰囲気でメンバーが続々と現場入りする。
色んな事考えてたら全然寝れなくて実は昨日、一睡もしてない。変に心配かけるから誰にも言わねえけど。
今までもこんな事は多々あって
美香との事とか仕事のこととか考えてなかなか寝付けなかったり今日みたいにマジで一睡も出来なかったり
そんな時、ふと頭をよぎるあいつの顔。
気づいてねえかもしれねえけど昨日のあいつ、なんか違くて元気なくてどこか寂しそうで。
その原因が全部俺だってこともわかってる。
相談して関係崩れたらどうしようとか。
ていうかきっとあの小さい脳みそには収まりきらねえしパンクしそうだなとか。
そんな事考えてたらなかなか言えなくて。
なんか気まずくて電車の時間いつもより遅らせて
LINEもしないようにして。
このままじゃダメだって、そんなのわかってる。
美香からも、結局Aからも逃げてる
最強にだせぇじゃん、俺。
おーい玲於移動だよってメンさんに肩トントンされて
適当に返事してロケバスに乗る
なんとなーく撮影を終えて事務所戻ってリハやって
全スケジュールが終了。
亜嵐くんに誘われてメンさんと3人でメシ。
次の日遅いしってなってそそくさとお酒を頼む亜嵐くん。相変わらず軽い。まあ確かにって納得して普段あんま飲まねえ生ビール頼む俺も大概だけど。
そんなこんなで結構飲んでみんなベロベロ。
亜嵐 「玲於さぁ〜ほんとにいつケリつけんのぉ?」
メン 「全く持って共感。どうすんの?」
玲於 「昨日、話そうとしたんだよ。一応」
亜嵐 「えっそうなの!で、なんて?」
玲於 「いや結局言えなくてまた美香の思う壷って感じだった」
メン 「だめじゃんそれ。」
亜嵐 「そうだよぉ!男なんだから〜ビシッと!!」
玲於 「…亜嵐くん飲みすぎじゃない?」
亜嵐 「こら!話をそらすんじゃない!」
メン 「とにかく時間が解決してくれるってのは絶対に無いからちゃんと言うんだよ」
玲於 「うっす。」
亜嵐 「てかてか!あの子は?カフェの子!」
玲於 「A?あいつとはなんにも…ってなんで知ってんの?」
メン 「ちょっと!亜嵐くんダメだよ俺たち知らない設定なのに」
玲於 「詳しく聞かせてもらいましょうね」
あちゃーとか言って頭をかく亜嵐くんの腕を強く握ってやった
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りなg(プロフ) - 玲於くんと年上彼女のお話がみたいです! (2020年2月10日 22時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして!!レオくんとのストーリーが希望です! (2020年2月10日 18時) (レス) id: 7fb669fa47 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - はじめまして!玲於と彼女がどーなってくのか楽しみにしてます!(^^)! (2020年2月1日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そると | 作成日時:2020年1月16日 23時