[あんスタ]瀬名君の双子のお兄さんは爽やか系イケメン男子でした[男主]

19話〜高峯side〜 ページ23

知らない人と2人きりになる機会なんて
そうそうないし



俺は何を話して良いかわからず
ついつい無言になってしまう









こういう時に…少し…ほんの少しだけ


守沢先輩のような明るさや積極的なところが

羨ましく思える









｢あっ…そういえばまだ君の名前聞いてなかったね｣









そんな時に先輩(？)が話しかけてくれた




正直沈黙に耐えられなくて辛かったから助かった









高｢あっ…1年A組の高峯翠ッス…｣









高｢あの…貴方は？｣









｢あぁ、ごめんね。まだ名乗ってなかったね｣









そしてその人はゆっくりと

俺の方を向きながら









｢俺は瀬名A、3年B組だよ｣









そう言って、






優しくて儚くてーーー









とても綺麗な微笑みを浮かべた









ただ単に自己紹介しただけなのに





















俺の心臓はバカみたいに高鳴って



























あぁ…こういうのが一目惚れっていうんだな























って


















柄にもなくそんな事を思っていた

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