衛るキミに憧れる人 ページ43
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「(人1)さーーん！」
『西谷くん！お疲れ様。そっか…一足先に帰っちゃうんだね』
「はいッス！あの、最後の試合のトス、いつの間に練習してたんスか！」
『みっちゃんに練習試合の間にちょっとずつ教わってたんだ。まだ下手くそだけど』
「まじカッコ良かったッス！俺も負けねー…！」
帰り支度をしていると、既に支度が終わった烏野のメンツの中から西谷くんがシュバーッ！と私の前に現れて。
…そこまで一緒に練習もしてないのに何でこんなに懐かれてるんだろ、と不思議に思って尋ねると、目をキラキラさせて私を見つめた。
「衛輔くんが認めた人だからッス！」
『…そうなの？レシーブ全然ダメなのに…』
「「俺より先を征くスゲー奴だ」って言ってました！」
『買い被り過ぎだよ…でも嬉しいかも。西谷くんは、夜っくんのこと大好きだね』
「衛輔くんは俺の師匠ッスから！何しててもカッコ良いし！」
『…それは同感。夜っくんはいつでもカッコいいもんね』
私がそう言うと、西谷くんはニッと笑って、
私達は言葉を交わさぬまま、深く握手をした。
「てか西谷くんじゃなくて夕とかノヤとか呼んでくださいよ！」
『んー、やだ。基本的に男の子をあだ名で呼ばないもん私』
「何でッスか！衛輔くんは呼んでるじゃないスか！」
『夜っくんは…何でだろ、気づいたら呼んでたから…』
特別、なのかな。
西谷くんはそれを聞いて、「それは…愛ッスね！」とニヤリと笑った。
『年上を揶揄ったらダメですよ』
「分かってますよ！」
『多分いつかはノヤって呼ぶかも』
「じーちゃんになる前に呼んでくださいよ！」
『それは約束出来ると思う。また次会えたら夜っくんのカッコいいとこお話ししようね』
「はいッス！IH頑張ってください！」
『ありがとう。またね』
西谷くんに手を振って別れると、今度は後ろから来た誰かにぶつかって、
顔を上げれば、金髪の眼鏡の長身＿＿月島くんが立っていた。
『お。お疲れ様。合宿楽しかった？』
「楽しいわけないじゃないですか。頭おかしいんですか？」
『…君、とことん私のこと嫌いよね』
「嫌いと言うよりは苦手です。常に前向いて走ってないと気が済まない野生児みたいな感じが」
『サラッとディスるな』
「…でも、ちょっとだけ羨ましくて。全力まではいかなくとも、ほんの少しずつ力出そうかな、と思うようにはなりました」
…その言葉に、私の思考回路は一旦停止した。
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はるか(プロフ) - Lunaさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです…！これからもそう言っていただけるよう頑張るのでぜひ今後もよろしくお願いします！m(_ _)m (3月22日 1時) (
レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - もう、めちゃくちゃ胸キュンしちゃいました…。ほんと素敵なお話をありがとうございます…！！やっくん、かっこよすぎます！！！ (3月17日 11時) (レス) @page30 id: ae56522889 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - chia.さん» コメントありがとうございます！集合写真はずるいですよね〜…泣くに決まってますよ…本当に… ありがとうございます！更新頑張りますね(*^^*) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - わにゆずさん» コメントありがとうございます！一緒の方いてテンションぶち上がりました（＾∇＾）あれは音駒好きにはたまらんですね！モチベ上がりまくりですよね！どうか勉強に集中出来ますように…(^^) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！私も夜っくん好きなので書いてて楽しいです(^^) 全然拙くないです！直球で伝わってます！嬉しいです！これからもこの作品をよろしくお願いします！(*^^*) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2024年3月8日 8時
