気になって仕方がない ページ32
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「えーっ！？いつの間にそんなことあったの！？え、でもそれで終わり！？」
『うん、それ以上はないよ』
「せっかくお互い好きなのになんで…？」
『…だって、』
「お、ナイスタイミング。(人1)、一緒に飯食おうぜ。夜久の隣座っていいから」
「…」
自主練が終わって、夜っくんに紙を外してもらってから待っててくれたみっちゃんと夕飯を食べに行く。
その道中で実は…と夜っくんとのことを話した。みっちゃんは目を輝かせたけど、すぐに元に戻って。
食べながら話そうか、と思って食堂につくと、黒尾がニヤニヤして私を出迎えた。
夜っくんの隣は空いていて、その向かいには海くん。その隣は空席だけど、多分黒尾の席。
直感で、もしかしてって思って私は慌てて首を横に振った。
『…わ、私みっちゃんと話したいことあるから向こうで食べるしいい！』
「夜久の隣に(人1)、(人1)の隣に南でいいだろ。いつも夜久の隣で飯食ってんじゃん」
『そういうんじゃなくて』
「いいから、ほら早く〜」
『あ、ちょ！背中押すな…！』
黒尾が強い力で私を押すから、なす術もなく夜っくんの隣に座らされた。
海くんが私達の分のご飯の乗ったトレーを持ってきてくれて、チラリと夜っくんを見てからご飯を口に運んだ。
「それ、夜久のシャツだろ」
『あ、うん。替えのやつ白シャツしかなかったから貸してくれたの』
「…自主練終わって、体育館出て行く(人1)を遠巻きに見た時そのシャツだったから、俺舞い上がったんだよね。あ〜とうとう付き合ったかって。
…なのに今！夜久に聞いたら「違う」っつーんだよ！何でだよ！おかしいだろーが！」
『…夜っくん、説明してないの？』
「説明しようとしたら(人1)達が来たんだよ」
コイツ全然人の話聞かねーし、と眉をひそめて味噌汁をすする夜っくん。
私はため息をついて、それから黒尾を落ち着かせた。
『別にいいじゃん。好きだったらすぐ付き合わなきゃならないって決まりないでしょ』
「お前ら自分のことなのに何でそんな落ち着いてんの？」
『お互い胸の内ちゃんと吐き出したから落ち着いてるの。確かに黒尾達はいつも私達を近くで見てたから、モヤモヤするかもだけど…』
「…何で付き合わないか、聞いてもいい？」
さっきから気になっていたのか、みっちゃんが恐る恐る聞く。
私は笑って頷いて、
『私達には、"次"がないからだよ』
そう言って、夜っくんと視線を合わせた。
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はるか(プロフ) - Lunaさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです…！これからもそう言っていただけるよう頑張るのでぜひ今後もよろしくお願いします！m(_ _)m (3月22日 1時) (
レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - もう、めちゃくちゃ胸キュンしちゃいました…。ほんと素敵なお話をありがとうございます…！！やっくん、かっこよすぎます！！！ (3月17日 11時) (レス) @page30 id: ae56522889 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - chia.さん» コメントありがとうございます！集合写真はずるいですよね〜…泣くに決まってますよ…本当に… ありがとうございます！更新頑張りますね(*^^*) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - わにゆずさん» コメントありがとうございます！一緒の方いてテンションぶち上がりました（＾∇＾）あれは音駒好きにはたまらんですね！モチベ上がりまくりですよね！どうか勉強に集中出来ますように…(^^) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！私も夜っくん好きなので書いてて楽しいです(^^) 全然拙くないです！直球で伝わってます！嬉しいです！これからもこの作品をよろしくお願いします！(*^^*) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2024年3月8日 8時
