優しさと夢中の時間 ページ11
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『夜っくんお待たせ！』
「おー、待ってたぜ。あ、リエーフ見なかったか？」
『見たどころかこっちの体育館に来たよ。今頃黒尾達とブロック練習とかしてるんじゃないかな』
「はぁ…アイツ本ッッッ当に…」
『まあまあ、たまにはいいんじゃない？無理矢理やらせてレシーブ嫌いになったら困るでしょ』
「(人1)って年下に甘いよな…」
『だって可愛いんだもん』
シューズを履き替えて体育館に入れば、夜っくんは音駒の人達と喋っていた。
そわ…と両手をこちらに向ける福永くんと無言でまた両手ハイタッチをした。年下って本当可愛い。最近の私達の挨拶スタイルである。
「お、柳井」
『海くん！まだスパイク打てる？レシーブ練習付き合ってよ』
「いいよ、もう少し身体動かしたいからね」
『ありがとう！あの〜、福永くんもスパイク打ってくれたりなんか…しない？』
「やりま〜…」
『やりま…！？』
「……せん」
『せんかぁ…』
「…と見せかけて「す」」
『す！？すでいいのね？ありがとう！』
「福永がこんな笑ってんの珍しいな〜」
ピースを向ける福永くんにピース返しをする私を見て夜っくんが笑う。
『弟みたいだし、レシーブ練習付き合ってくれて嬉しい』と言えば、海くんもニコニコしていた。
「柳井はいつもレシーブ練習に積極的だよね」
『まあね。レシーブ苦手だからこそ、綺麗にレシーブあげられた時嬉しいし、楽しいし、快感凄くて。もっともっとレシーブしたいって思うの』
「あーあ、リエーフにも聞かせてやりてーわ。(人1)の爪の垢を煎じて飲ませてやろうか」
『それは私が遠慮したいかな』
そう笑っていると、トイレに行っていた山本くんと犬岡くん達が戻ってきて、人数も揃ってるし、3対3の試合形式で練習することになった。
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「柳井！」
『ふん"ッッ！』
「ナイスレシーブっす！」
レシーブしたボールはアタックライン近辺にあがった。
夜っくんが向こう側のコートで「完璧！」と叫んでくれて、頬が緩む。
そのまま山本くんのスパイクが決まって、試合は終了。
コートに座り込む私に、向こうから走ってきた夜っくんが手を差し伸べた。
「ナイスレシーブ！もう守備もいい感じになってきたな」
『いや、まだまだですよ…ね、もう一回やらない？』
「はは、本当積極的だな！」
優しいみんなとの、夢のような時間。
上手くレシーブが上がる度、私は快感に全身を震わせた。
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はるか(プロフ) - Lunaさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです…！これからもそう言っていただけるよう頑張るのでぜひ今後もよろしくお願いします！m(_ _)m (3月22日 1時) (
レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - もう、めちゃくちゃ胸キュンしちゃいました…。ほんと素敵なお話をありがとうございます…！！やっくん、かっこよすぎます！！！ (3月17日 11時) (レス) @page30 id: ae56522889 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - chia.さん» コメントありがとうございます！集合写真はずるいですよね〜…泣くに決まってますよ…本当に… ありがとうございます！更新頑張りますね(*^^*) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - わにゆずさん» コメントありがとうございます！一緒の方いてテンションぶち上がりました（＾∇＾）あれは音駒好きにはたまらんですね！モチベ上がりまくりですよね！どうか勉強に集中出来ますように…(^^) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！私も夜っくん好きなので書いてて楽しいです(^^) 全然拙くないです！直球で伝わってます！嬉しいです！これからもこの作品をよろしくお願いします！(*^^*) (3月16日 2時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2024年3月8日 8時
