自信満々の侑。 ページ38
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「おっす(人1)〜。まだ仕事してる？」
「古森くんだ！さっきぶり〜。そうだよ、今から洗濯物取りに行くんだ。佐久早は？」
「そこにいるよ。侑に絡まれてる」
「うわめっちゃ嫌そうな顔…」
合宿4日目。
私の体調はすっかり良くなった。
まあただの寝不足だしね。
夕飯を食べ終わって、タオルとかビブスの入ったカゴを洗濯場に運ぼうと体育館へ向かう道中で古森くんと出会った。
まろ眉がいとうつくしである。←
「カゴいくつあるの？」
「全部で4つだよ」
「じゃあそれはあの2人に。お〜い佐久早と侑〜、ちょっと来てよ」
「今会話ええとこやったんに〜…」
「…お前が一方的に話してただけだろ」
ちょっと不機嫌そうな2人を無視して、古森くんは2人を無理矢理引っ張ってきた。
…古森くん強すぎでは？
「チッ…他の奴が使った菌まみれのタオル運ぶとか拷問かこれは？」
「手袋とマスクしてるからいいだろ〜」
「臣くんマイタオルしか使ってへんもんな〜」
「使ってここで捨てていくからな」
「ゴミの中に大量のタオルあったのそれか…」
超シュールな光景だな。記念に残したい。
みんなにタオル入ったカゴを持ってもらって、洗濯場を目指す。
佐久早って嫌そうだけど、言えばちゃんと手伝ってくれるんだ。可愛いとこもあるな。えへへ。
「おい、人の顔見て何ニヤニヤしてんだ」
「別に？可愛いなって思って」
「はあ？意味わかんね」
「…あ、」
佐久早に言い返そうと思ったら、
前の道を倫太郎と銀島くんが横切った。
2人は私達に気づかずに行ってしまったけど、
私は思わず声を漏らしてしまった。
それを聞き逃さなかった3人は、ニヤニヤしだした。
え、なに。
「(人1)、角名のこと好きやろ」
「！？何言って、」
「お前分かりやすすぎ」
「これで気づかない角名も凄いよね〜」
みんなに言われて、ぶわっと顔が熱を帯びる。
…ああ、こんな様子じゃ言い訳しても無駄だ。
「…一昨日自覚しました」
「やっぱりな！あ〜もどかしいわぁ」
「もどかしい？」
「ｱｯ聞かんかったことにして」
首をかしげると、横から古森くんが告白しないの？と聞いてくる。
告白…
「したいけど…不安だよ」
「大丈夫だろ」
「どこからその自信が？」
「まあまあ」
告白シチュは任しとき！と自信満々に言う侑。
…不安しかないんだけど。
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あやね - 「離れ離れの1年ちょっと。」のところの角名君の出身地は、愛知県です！！ (2022年11月2日 18時) (
レス) @page4 id: 04b5e98dd0 (このIDを非表示/違反報告)
すなりんん - 涙が勝手に溢れてきましたごめんなさい「？」 (2020年4月22日 1時) (レス) id: 22d4d41058 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - え、好きです (2020年3月24日 10時) (レス) id: c01d9ddcd5 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 再び失礼いたします。完結おめでとうございます！！！！角名はやっぱ色気の塊ですね！えっrrr((素敵な推しをありがとうございました！治も楽しみにしております。がんばってください！！ (2020年3月22日 23時) (レス) id: a9c340b6bb (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - 完結おめでとうございます!!!やっっっっと結婚しましたね!!!←角名くんすきぃ……次回作も読みます!!!佐久早好きなの分かりすぎて泣…………サム楽しみにしてます!!! (2020年3月22日 22時) (レス) id: 1af3b4280f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2020年3月8日 1時
