勉強会とゲームする双子。 ページ18
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日曜日。
私は稲荷崎の男子寮に来ていた。
え、私男子寮入って大丈夫なの？って聞いたら、
事前に管理人？のおばさんに言うから大丈夫だって。
それでも怖いから銀島くんと一緒に行くことにした。
「(人1)〜」
「お〜っす銀島く〜ん」
「女がおっすとか言うなや」
「ノリだよノリ。分かって？」
管理人のおばさんに一礼して倫太郎の部屋を目指す。
結構建物しっかりしてるな…
「ねえ私来たことないから分からないけどこういうのってルームメイトいるんでしょ？大丈夫かな、」
「あ、角名1人部屋やで」
「えっそうなの！？」
「いくつか1人部屋のとこあるらしいわ。俺も基準よう分からんけど」
ここやで、と指差された部屋は、中からなんだか騒がしい声が聞こえる。
恐る恐るノックして開けると、そこには。
「なースマブラやろーや」
「俺カービィがええ」
「ん。角名どれにする？」
「お前らまじ帰ってくんない？」
倫太郎の部屋にあったゲーム機で遊ぶ双子。
と、頭を抱える倫太郎。
「なんで双子いんの？」
「知らないけど一応勉強道具持ってきてる」
「双子この前北さんにこってり絞られたからしゃーなしって感じやな」
「いや絶対目的
とりあえず部屋の真ん中にあるテーブルに教科書とか置いて、地べたに座る。
双子は無視だ。
「ええの？」
「双子気にしてる余裕なんてないから」
「いつもその集中力あるなら最初から授業真面目に聞いてくれたらこんなことしなくて良くなって楽なんですけど」
「…分かったからその目で見るのやめろください」
倫太郎の、スンッて顔はちょっと苦手だ。
私は冷や汗をかきながらシャーペンを握りしめた。
.
.
「…正解」
「やった！やればできる子だ私！」
「初めからそれやれって言ってんの」
「いだだだ、頬つねるな、」
倫太郎の教え方は上手くて、2時間たった今、私の理解力は素晴らしく向上した。
双子はずっとゲームしてる。勉強する気絶対ないなコレ。
まあせいぜい北さんに怒られればいいさ。わたしは知らないっと。
「なぁ角名、このゲーム強いんやろ？対戦して〜」
「勉強してんだから…ちょ、引っ張るなよ」
「一回だけやから！！な、お願い！！」
「うるさッ…ハァ、まじで一回だけだからね」
ちょっとこれ解いてて。
倫太郎はそう言って行ってしまった。
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あやね - 「離れ離れの1年ちょっと。」のところの角名君の出身地は、愛知県です！！ (2022年11月2日 18時) (
レス) @page4 id: 04b5e98dd0 (このIDを非表示/違反報告)
すなりんん - 涙が勝手に溢れてきましたごめんなさい「？」 (2020年4月22日 1時) (レス) id: 22d4d41058 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - え、好きです (2020年3月24日 10時) (レス) id: c01d9ddcd5 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 再び失礼いたします。完結おめでとうございます！！！！角名はやっぱ色気の塊ですね！えっrrr((素敵な推しをありがとうございました！治も楽しみにしております。がんばってください！！ (2020年3月22日 23時) (レス) id: a9c340b6bb (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - 完結おめでとうございます!!!やっっっっと結婚しましたね!!!←角名くんすきぃ……次回作も読みます!!!佐久早好きなの分かりすぎて泣…………サム楽しみにしてます!!! (2020年3月22日 22時) (レス) id: 1af3b4280f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2020年3月8日 1時
