君の武器と独占欲 ページ15
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夜久side
『まず重要なのがトスの高さを常に一定にすること。低かったり左右に流れたりするといいサーブが打てないから常にボールが同じ高さ、同じ位置にくるようにトスをあげること』
「だいたいどんくらいがベスト？」
『高さは2メートルくらい上かな。エンドライン踏んだらダメだから、こうやって……サーブトスあげて、エンドラインより内側に落ちるように。これの繰り返しかな。助走は3歩が1番やりやすいと思う』
「3歩目で飛ぶってこと？」
『うん。トス上げて、1歩目、2歩目、3歩目でエンドライン踏まずに飛んでちょうど上に来たボールを打つ』
「ん〜〜言葉で聞いてると出来そうなんだけどなぁ」
『身体に染み付くまで何回もやらないとすぐ忘れちゃうからね。はい、今日はひたすらトス！』
「…」
「夜久、対人レシーブやらないの？」
「アイツら気になって集中出来ねーからやらない」
「…柳井が黒尾に何かされないか心配、って素直に言えばいいんじゃないか？」
「は！？ち、ちちちげーし…！」
「顔赤いし、説得力ないよ」
床に座って黒尾と(人1)を見つめる俺に、海は「俺も疲れたし休憩しようかな」と隣に座って同じように2人を見つめた。
…海のこういう、さりげなく空気を読めるところがいい。
ふと気になったことを聞いてみた。
「海は、(人1)が打つサーブどんなのか知ってんの？」
「あぁ…うん、柳井のサーブはジャンプサーブなんだけど、フローターサーブみたいに落ちる直前で曲がるんだって」
「…無回転じゃねーのか」
「そう、フローターとは違ってちゃんと回転してる。ボールの真ん中からずらしたところで打つ、ってところまでは知ってるよ」
「…なるほどなぁ」
そういうサーブは、割とよく聞く。
けど、もっぱら男子ばっかりで女子はそこまでって感じ。
だから練習して練習して、それが出来たら、
アウトだと思ったサーブがコートの角に落ちてインになって、サービスエースを何本もとれたら。
「…そりゃあ、ベストサーバーだわな」
少しだけ、ほんの少しだけ、
芯をぶらさずに自分の戦い方を持ってる(人1)が羨ましいと思うと同時に、誇らしいとも思った。
「まあ、柳井だからね」
「知った顔すんじゃねーよ」
「多分夜久よりは知ってるからね」
「……」
『夜っくんお待たせ〜、レシーブ練習お願いします！』
「…おう！」
「(…(人1)のこと、誰よりももっと知りたい)」
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はるか(プロフ) - わにゆずさん» 再びコメントありがとうございます！やっぱりそうですよね！目とかにかかるくらい長かったら萌えます、ぐへへ(激キモ) 絶対見逃せないですね！公式情報を待ちましょう…！フヒヒ(激キモ) (2月29日 0時) (
レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
わにゆず(プロフ) - たしかに、大人になった夜久さんってノーセットだと前髪長いかもしれません…！うへへ（キモい）、夜久さん推しとしてはこれは見逃せないです…グヘヘヘ（キモい） (2月27日 18時) (レス) @page49 id: b8157db853 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 佐藤310さん» コメントありがとうございます！まさかの報告嬉しいです笑 日焼けのことですよね！やっぱり真っ黒になりますよね…私自身そうだったのですごく分かります。やっぱり日焼け止めを塗ってもらってるって結論にしようかな…( ・∇・) アンサーありがとうございました！ (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ▼げきからたばばさん» コメントありがとうございます！そして一気読みありがとうございます！キュンキュンしていただけて嬉しいです…！これからも頑張るので応援よろしくお願いします！(^^) (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - むぎちゃさん» コメントありがとうございます！えーん嬉しいです…！夜久さんはイケメンの中のイケメンと思いながら書いてます！気に入ってもらえたなら嬉しいです！これからもぜひよろしくお願いします！(^^) (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2024年2月11日 21時
