好敵手を見つけた猫 ページ12
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『そういえば、烏野との因縁の対決はどうだったの？』
「一言で言うなら、やばかった」
『マジか！強かったの？負けちゃった？』
「試合には勝った。けど色々やばいんだよ…！」
朝のSHRの時間、先生が少し遅れてくるらしくて。
ガヤガヤと教室が賑わう中、私は朝イチで聞きそびれたことを前の席の夜っくんの背中をツンツンして振り向かせて聞いた。
夜っくんはその試合のことを思い出しながら興奮して目を輝かせていた。
「1番やべーのは、俺と身長一緒くらいのMBがいるんだけど、スパイク打つときボール見てねえの！」
『…はぁ？』
「って反応になるだろ？俺もなったわ。セッターがそいつのスパイク打つ瞬間の場所にドンピシャのトス上げんだよ。あれはビックリしたし、来るって分かっててもテンポの速い速攻だからなかなか止めらんねーし拾えねーし。
そいつばっか見てると他のスパイカーに決められるし」
『聞いてるだけで頭痛いわ…よく勝てたね？』
「まあ、あっちのチームは俺達と戦った時が新チーム初試合だったっぽいし、経験値はこっちの方があるからな。それと、研磨が色々対策考えてたからな」
『研磨は昔からそういうとこ強いよね…』
烏野は、どうやら想像以上の好敵手だったらしい。
普段落ち着いてる夜っくんが早口で喋るから、相当楽しかったんだな、なんて微笑ましく思っていた。
「あとは、向こうのエースが社会人みてーな怖い顔してんだけどスパイクめっちゃエグくて」
『でも夜っくんなら拾っちゃうでしょ』
「なんとかな〜。あ、あと…リベロのレベルが相当高かった」
『え、夜っくんが認めちゃうほどなの？』
「おう。でも慢心せずにひたすら上だけを見てんだ。次戦う時が恐ろしいわ」
そう言う夜っくんだって、相当実力あるはずなのに上しか見てないことには気づいてるんだろうか。
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「(人1)さん、折り合ってお願いが」
『黒尾の顔胡散臭いからやだ』
「いたって真面目な顔してますぅ〜！！」
昼休み、みっちゃんのクラスに行こうとした私を呼び止めた黒尾。
真面目な顔、って何だろう。とことんふざけてるようにしか見えない顔なんだが。ほら夜っくんも笑ってるし。
じゃあ何用なの、と恐る恐る聞けば、
ヘラリと浮かべていた笑顔を消した。
「…(人1)の打ってるサーブ、教えてくんない？」
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はるか(プロフ) - わにゆずさん» 再びコメントありがとうございます！やっぱりそうですよね！目とかにかかるくらい長かったら萌えます、ぐへへ(激キモ) 絶対見逃せないですね！公式情報を待ちましょう…！フヒヒ(激キモ) (2月29日 0時) (
レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
わにゆず(プロフ) - たしかに、大人になった夜久さんってノーセットだと前髪長いかもしれません…！うへへ（キモい）、夜久さん推しとしてはこれは見逃せないです…グヘヘヘ（キモい） (2月27日 18時) (レス) @page49 id: b8157db853 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 佐藤310さん» コメントありがとうございます！まさかの報告嬉しいです笑 日焼けのことですよね！やっぱり真っ黒になりますよね…私自身そうだったのですごく分かります。やっぱり日焼け止めを塗ってもらってるって結論にしようかな…( ・∇・) アンサーありがとうございました！ (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ▼げきからたばばさん» コメントありがとうございます！そして一気読みありがとうございます！キュンキュンしていただけて嬉しいです…！これからも頑張るので応援よろしくお願いします！(^^) (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - むぎちゃさん» コメントありがとうございます！えーん嬉しいです…！夜久さんはイケメンの中のイケメンと思いながら書いてます！気に入ってもらえたなら嬉しいです！これからもぜひよろしくお願いします！(^^) (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2024年2月11日 21時
