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「で？結局どうなの？国見との生活は」
「どう…とは？」
「お前らしょっちゅう喧嘩してたじゃん。夫婦になって子ども出来てもそうなのかなって思って」
みんなが集まってから数時間が経った。
英華と紗英は英に抱っこされて、2人が大好きな岩泉さんのもとへ運ばれたようだった。
その様子を微笑ましく見つめていると、両隣に花巻さんと松川さんが座ってそれぞれの家庭について語り合った。
「そりゃあもうしょっちゅう言い争いしてますよ。子どもに聞かせられないくらい罵倒しあってます」
「サラッと言いやがって」
「具体的になにでそんな罵倒し合うの？譲ったりとかしないの？」
「譲らないですね〜…ほんとくだらないことばっかですよ」
私の寝癖が美術品レベルだとか、猫か犬が飼いたいだとか。言い争いの発端はだいたいそんな感じ。
それを言えば、2人は顔を見合わせて「本当にくだらなかった」と笑った。
「でも何回見ても国見がパパやってるとこ見るの新鮮だわ」
「それ及川さんも、何なら金田一も言ってましたけどそんなにですか？」
「いやなんつーか…家族のために仕事とか育児とかにはげむ国見に成長を感じてるわけよ」
「ああ…なるほど」
もう一度英の方へ視線をやれば、はしゃぎすぎて乱れてしまった紗英の髪をせっせと結っていて。
その手先の器用さに思わず笑みがこぼれた。
「がむしゃらですよ」
「え？」
「英はがむしゃらという言葉で常に面倒なことは避けがちだけど…いつだって私達家族の為に全力で頑張ってくれてるから…
そんな英も私は大好きです」
ちょっと照れ臭い。けど、これは本心だ。
2人が生まれてから"父親である"ことの意識と意味を理解して英は大学の頃に比べて見違えるように逞しくなったから。
「それちゃんと国見に言ってんの？」
「調子乗るから言ってないです」
「あ〜…ほんと変わんないねお前らは」
「はい多分いつまで経っても変わんないと思います」
けど、何だか今日くらいなら素直になってもいいかな、なんて思った。
外からは茜色の光が漏れていて、ああ、もうそんな時間。英華も紗英も、岩泉さん達にたくさん遊んでもらって疲れたのか穏やかに眠っていた。
「…そろそろお開きかな」
「だな」
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*H・K* - 同じ“嫉妬”っていうお題？なのにいろんな人で書けるなんてすっっごいと思います！これからも頑張ってください♪ (2021年9月26日 8時) (
レス) @page4 id: b7f7467b2d (このIDを非表示/違反報告)
たまご - こんばんわ！いつもこんな素敵な小説を書いてくださってありがとうございます！！先生の小説をよんで、いつも元気とキュンキュンを貰えます！(o^∀^o)これからもずっと応援してます(≧▽≦)いつもいつもほんとに幸せをありがとうございます！頑張ってください(^^)/ (2021年8月15日 0時) (レス) id: 6e4fdc75b3 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - あるこばれーの。さん» いつもありがとうございます(^^) おこがましくないですよ！とても嬉しいです、、！最後まで頑張りますのでお付き合いよろしくお願いしますm(._.)m (2020年10月29日 20時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - kanaさん» いつも私の作品見ていただきありがとうございます(^^) 感謝です、幸せになります！ (2020年10月29日 20時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - smile0312さん» ありがとうございます(^^) 幸せになります！ (2020年10月29日 20時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2020年8月14日 23時
