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玲於 side
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椅子に腰掛けて長テーブルに突っ伏して
AとのLINEのトークを開いたまま
最後の会話は、昨日の夜
今日こそふたりでゆっくり過ごしたい
割と早く終わるし、夜はゆっくり出来るから
今日家行っていい?
それだといつもと変わんないな
あー、もうなんて送ればいんだよ
亜 「なにしてんのー」
玲 「わ、亜嵐くんか、びっくりした」
なにしてんのー って俺の携帯覗き込んで
トーク画面のAの名前を見た瞬間
急にニヤニヤ笑いだして
玲 「なんで、笑ってんの」
亜 「んー?いやまあ、今日夜会うのかなあ?って」
玲 「会いたいんだけど、なんて送ろうかな。って」
亜 「文なんてなんでもいいじゃん」
玲 「今日こそはAの家に泊まりたいわけ」
亜 「おっと、それは、そういう事か?」
玲 「そういう事だよ。そろそろ俺が無理。限界」
そもそも、最近全然ゆっくり出来てないし
そりゃ、毎朝 受け付けでは会ってるけどさ
家でふたりでゆっくりするとは訳が違うじゃん?
亜 「そう言えばさっき、エレベーターでAちゃんに会ったな〜」
玲 「え!ちょっとそれどういう事!」
ふらっとそのままどこかへ行こうとした亜嵐くんの腕掴んで
ちょっと、って椅子に座らせた
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佐野(プロフ) - るさん» とっても嬉しいお言葉ありがとうございます! (2018年5月18日 21時) (レス) id: c29311e42a (このIDを非表示/違反報告)
る - すっごく大好きでした! (2018年5月17日 23時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
佐野(プロフ) - renさん» 読んでいただきありがとうございました(^^)! (2018年5月17日 19時) (レス) id: c29311e42a (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - 右側のあの子、最高でした!! (2018年5月17日 17時) (レス) id: ac1516a73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野 | 作成日時:2018年3月31日 13時