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A 「もう帰った方がいいんじゃない?」
時計を見ながらそう呟くと
玲 「は?もう帰らせんの?」
A 「だって、こんな早く帰り着いてるの珍しいじゃん、早く寝た方がいいよ」
いつも玲於くんの生活リズムは不定期
こうやって早く帰ってきてるうちは早く寝るに尽きる
私は朝になれば会えるし、家は隣だし
一緒にいる時間も嬉しいけど
体調には気を使ってほしいもん
A 「ほら、早く帰ってお風呂入って寝る!わかった?」
ほらほら、立ってって玲於くん立ち上がらせて
リュック持たせて玄関に送ろうとしたら
玲 「・・・わかったよ、帰るから」
わかった、って言いながら自分で立ち上がったから
私も立ち上がって玄関まで見送ろうとしたら
玲 「また明日」
そう言って、玲於くんの顔が近づいてきて
玲於くんの手が首の後ろに回って
チュッとほんの一瞬だけど唇が触れた
急すぎて声も出ない私
玲 「顔真っ赤じゃん、大丈夫?」
からかうような口調の玲於くん
A 「いきなりは、びっくりするじゃんか」
いきなりじゃなくても、びっくりなんだけどさ
何事にも心の準備ってものがあるの・・・!
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佐野(プロフ) - るさん» とっても嬉しいお言葉ありがとうございます! (2018年5月18日 21時) (レス) id: c29311e42a (このIDを非表示/違反報告)
る - すっごく大好きでした! (2018年5月17日 23時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
佐野(プロフ) - renさん» 読んでいただきありがとうございました(^^)! (2018年5月17日 19時) (レス) id: c29311e42a (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - 右側のあの子、最高でした!! (2018年5月17日 17時) (レス) id: ac1516a73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野 | 作成日時:2018年3月31日 13時