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玲於 side
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静かになった、空気を変えるために
無理やり絞り出した話題か亜嵐くんの事しか思いつかなくて
失敗した、って思ったんだけど
まさか、Aに好きだなんて言われると思ってなくて
心底びっくりしてる
返事聞きたい?って言った俺に
ちょっとびっくりした顔した後に
聞きたいです、って長いまつげ伏せながら頷いて
玲 「俺も、好きだよ」
A 「うん、・・・え!?」
少し俯いてた、顔を勢いよく上げて
え!っておっきい目をこれでもかってくらい見開いてて
A 「え、玲於くん今なんて言った・・・?」
玲 「はあ?何回も言わせんなよまじで」
A 「だ、だって・・・頭ついてかないよ」
玲 「俺も好きだって言ったの」
両手で口元抑えて
みるみる潤んでいく目
玲 「え、泣くの?」
A 「な、泣くよー・・・だって、もう絶対振られるって思ったもん」
子供みたいにボロボロ涙流してて
玲 「はいはい、まあ、それは嬉し涙でしょ?」
A 「超嬉し涙だよ」
わかったから、もう泣くなって言いながら
Aの頭撫でたら
チラッて俺の事見上げて
A 「玲於くんのそういう所好き」
自分から言っといてへへって照れて笑って
なに今の、ずるいでしょ。
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佐野(プロフ) - るさん» とっても嬉しいお言葉ありがとうございます! (2018年5月18日 21時) (レス) id: c29311e42a (このIDを非表示/違反報告)
る - すっごく大好きでした! (2018年5月17日 23時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
佐野(プロフ) - renさん» 読んでいただきありがとうございました(^^)! (2018年5月17日 19時) (レス) id: c29311e42a (このIDを非表示/違反報告)
ren(プロフ) - 右側のあの子、最高でした!! (2018年5月17日 17時) (レス) id: ac1516a73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野 | 作成日時:2018年3月31日 13時