サイレントマジョリティー

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結局、1時間ほど話し込んでしまった。(主に美勇人と如恵留が。)


カフェからの帰り道……


川島 「しめ。A、面白い奴でしょ？好きか嫌いかは別としてさ(笑)」


「まあ、面白いよね(笑)」


森田 「そーいえばしめ、前までAの事あんま好きじゃなかったでしょ？印象変わった？」


「……意外と人間っぽいところあるんだなあって思った(笑)」


川島 「Aもさ、実はしめのことあんま好きじゃなかったらしいんだけどさ、今日会って印象変わったんだって(笑)」


……如恵留と美勇人といる時は素だからね(笑)


川島 「…ねえ、あれさ、大淀先生じゃない？」


「あ、ほんとだ、大淀先生じゃん。」


森田 「げっ！大淀とかついてねーな………」


あぁ、そういえば美勇人って大淀先生にいっつも叱られてるっけ。


大淀先生はどこの学校にもいそうな校則に厳しい男の先生。


この間美勇人が授業サボった時とか


「規律を乱すな！！」


とか言ってその後の授業すげー睨んでた(笑)


森田 「俺、大淀ムリなんだよなぁ……あの政府の犬みたいな」


川島 「美勇人、そんな難しい事言ってると知恵熱だすよ」


森田 「ひどっ！」


そんなどうでもいいことを駄弁りながら、俺達は帰路に着いた。

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