サイレントマジョリティー

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森田 「っていうか一人？相変わらずぼっちだな〜(笑)」


『…好きで一人でいるわけじゃないし。』


川島 「でもめんどくさいんでしよ？人といるの」


『だってさぁ、わざわざ可愛くないもんかわいーっていって自分の感情押し込めて仲良くしようとは思わないもん』


…そう、こういうところが俺が那須さんのこと苦手な理由。


俺はそっちの方がめんどいと思うんだよなー、みゅーととか如恵留とかはマジで素だけどさ、どうでもいい人達はとりあえず話し合わせときゃ満足するんだからさ


那須さんみたいに反抗してる方がめんどくさそう。


森田 「Aってさぁ、竹下通りとかスクランブル交差点でみんなが同じところに歩いてっても1人だけ逆流してそうだよな」


『そんな常識ないことしないし(笑)』


どーだろーね、してそうだけど…


俺は絶対そのまま流されるわ〜


川島 「あ、そういえばしめってAと話したことないよね？」


「…まぁ」


『………那須Aです。』


「………七五三掛龍也です。」


自己紹介(？)し合うとみゅーとが笑いを堪えられずに吹き出した


『森田汚い！！』


森田 「しょうがないじゃん！(笑)」


『………だって、喋った事ないし、緊張するし』


川島 「(笑)」


え？


緊張？


あの那須さんが？


………意外と可愛いとこあるんだなって思ったのは俺の心の中にしまっとく。

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