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15 主side ページ15

不安で仕方なくて、
先生が教室に入ろうとしたのと同時に、
私は教室を飛び出した。


先「おっ?おい!転けんなよ!そんで青春してこい!」

先生、今日だけ見直したよ。



背伸びをして、2,3回折り曲げたスカートの裾を、
風になびかせながら、屋上へ続く階段をかけあがった。


屋上には、柄の悪い集団が居ることを知っている。
洸希は顔が広く、たまに先輩達と話しているのを見かけることがあった、
でも洸希からは、屋上だけは行ったらダメ。って禁止にされていた。

どうして洸希がここにいると思ったんだろう。

彼女は、彼氏の何を知っているのかな?
なんにも知らないね。



重い扉を開いたら案の定柄の悪い人が沢山居た。

「田中洸希、来てませんか?」


メイクの濃い綺麗なお姉さんが近付いて来た。

?「洸希くんって、あれじゃない?」

指を指した方向を見ると校門を出る洸希が見えた。


「ありがとうございます。」

洸希を追いかけようと後ろを振り返った。
でも、バシッと、手首を捕まえられた。

?「私さ〜、探してたんだよね〜。君のこと。調子乗ってるって聞いたことあるんだ。」

「あの、人違いではないでしょうか?」


冷静に下から、笑顔で相手を怒らせないように・・・。


パシッ。と、叩かれた頬が熱を持ち出した。

反射的に私は先輩であろう人に一発返してやった。
要らない正義感。


身体中が悲鳴をあげている。
険しい校舎をゆらゆらと歩いていく。
あれから何人もの女子に囲まれて、沢山殴られ蹴られた。
要らない正義感が、先輩を殴る、気付いたら数名の女子は倒れていて、
私は逃げ出した。

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I,M - この話すんごい好きです!この後どうなるのかが楽しみです!更新頑張ってください!! (2017年11月11日 7時) (レス) id: 68413cd2ed (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - 書き直しのやつはもう更新されてますか?この話大好きです!!これからも頑張ってください! (2017年9月16日 22時) (レス) id: 0405fbc6eb (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ - この話大好きです!!更新待ってます!頑張ってください!!!! (2017年9月8日 19時) (レス) id: e3489fa09c (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 更新待ってます!!!! (2017年6月25日 0時) (レス) id: 4f02a07a61 (このIDを非表示/違反報告)
のんた - このお話大好きなので、更新がんばって下さい!!!!!!!!!! (2017年6月1日 21時) (レス) id: 7d8ce5e5d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あ の . | 作成日時:2017年2月10日 21時

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