どうしても、どうしても。２【Ren.N】 (ページ41)

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結衣「杏？どうしたの？」

杏「え？みんなに見られている空気に耐えられなかっただけだよ！急に慌ててごめんね。」

(どうしよ。廉くんと紫耀が一緒にいる空間とか無理。紫耀とあんなことした次の日に、今度は廉くんとしたとか…私、さすがに卑猥すぎるよね。)

悩みに悩み、時は必ず経つもので、ついに昼休みが来た。

杏と結衣は準備室へと向かった。

ガチャ

(どうか紫耀がいませんにように…)

廉「お疲れー！紫耀も大丈夫だったよ～」

(ですよね。はぁ。。紫耀。。)

紫耀「今日はお誘いありがとう！笑」

紫耀はクシャッと私を見て笑った。

私は思わず目を逸らしてしまった。

(顔だけ見てたら、かっこよくて優しい人なのになぁ。)

紫耀「で、廉と杏ちゃんはどうなの？」

廉「俺らは…昨日、杏ちゃんは、屋上で大人になりかけたよな？笑」

杏「えっ！？ちょっと！！廉くん何言ってるんですか！？」

紫耀「屋上？杏ちゃんって大胆なんだね！笑あ、でも大人になりかけたってことは、まだなれてないってこと？」

杏「。。。。」

勇太「おい！廉は言いすぎ、紫耀は聞きすぎ。杏ちゃんかわいそうだろ！」

廉「ごめんごめん。笑杏ちゃん、昨日可愛かったから、つい自慢したくてさ！」

杏「。。。。」

勇太「廉。。。えっと、、話変えるけど、俺らまた来週から、縦割り旅行の準備期間入るから、また忙しくなるんだよね。めんどくせーなぁ。」

結衣「もう来週か。また会えなくなるの寂しいなぁ…」

勇太「うん。２週間ぐらいかな。でも、旅行中の夕飯後は、自由時間だから、その時に時間作るよ！」

結衣「うん！！」

杏「わっ、私も廉くんとその時間一緒にいたいですっ！」

廉「いいよ！初日か2日目どっちかは、必ず杏ちゃんに時間作るようにするよ。」

杏「ありがとうございます！」

紫耀「俺はまたどーせ１人ですよー。笑あっ！そしたらさ、杏ちゃんが廉と会わない方の日は、俺と遊んでよ！」

杏「えっ！？」

紫耀「廉、いいだろ？」