どうしても、どうしても。２【Ren.N】 (ページ40)

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廉「え？昼飯の誘い？笑全然いいけど、携帯で連絡くれればよかったのに！笑」

杏「ですよね！笑何か想像以上に騒ぎになっちゃってて…ごめんなさい。」

勇太「大丈夫。後で俺らから説明しておくから！笑前に言ったじゃん？２人は可愛いって噂になってて派閥あるって！笑」

結衣「あ…言ってましたね。笑」

廉「じゃあ昼飯のこと、紫耀にも伝えておくよ！」

杏「！！！紫耀！？…さんも！？」

廉「うん。前も一緒に昼飯食べたよね？紫耀いない方がいいの？準備室でってことだよね？」

結衣「はい！準備室で、紫耀さんも一緒に食べたいです！」

勇太「おけ！ま、あいつは誘わなくても準備室来るけどな！笑」

杏「……………」

(ヤバイ。。。昨日の廉くんとのことで頭いっぱいになって、紫耀のこと忘れてた。。というか、せっかく忘れられてたのに…自分から墓穴掘るとか。。)

廉「杏ちゃん？どした？」

杏「だっ大丈夫です！それでは後ほどっ！結衣もう迷惑だから戻ろっ！」

結衣「う、うん。。。勇太またね！」

杏は結衣の手を引っ張り、足早にクラスを後にした。

勇太・廉「？？？」

勇太「杏ちゃんおかしくない？笑まぁいっか。」

杏たちがいなくなると、すかさずクラスの男子たちが２人に群がってきた。

クラス男子「なー、廉たちあの子達とほんとに仲良いんだな！付き合ってんの？」

クラス男子「俺、やっぱ杏ちゃん派。でも、相手が廉と勇太なら勝ち目ねーよな。笑」

廉「普通に仲良いよー！付き合ってるとかそういうの関係なく、杏ちゃんは俺のものだから手出すなよ。笑」

勇太「俺も同じ。結衣に手出したら許さねーよ。笑」

クラス男子「まじかー、ラブラブってわけね。安心しろ、廉と勇太のにはみんな手出す勇気ねーよ。笑」

クラス男子たちは残念そうに散って行った。

勇太「廉、このグレーゾーン保っていこうな。付き合ってるように見せておいて、真実は絶対言わない。」

廉「おけ。上手く流せてよかったな。じゃあ俺、一応紫耀にLine入れておく！」

勇太「おう！よろしく～。」

廉は早速、紫耀に連絡した。返事はもちろんOKだった。