どうしても、どうしても。２【Ren.N】 (ページ35)

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勇太の家

勇太くんの家は一軒家だった。

結衣「おじゃまします！」

勇太「どうぞー。俺の部屋は二階！」

ガチャ

勇太くんのお部屋は、少し散らかってはいるが、モノトーンで統一され大人っぽかった。

結衣「かっこいいお部屋ですね！」

勇太「そう？普通じゃね？その辺座ってて！俺、下に飲み物とってくるから。」

結衣は悩んだ末、何もない床に座った。

(男の人の部屋、久しぶりに来た。なんか緊張してきた。)

ガチャ

勇太「むぎ茶しかなかったけどいい？」

結衣「何でも大丈夫です！ありがとうございます。」

勇太「てか、床に座らなくてもいいのに！笑こっち来て。」

勇太くんは、むぎ茶を机におき、ベッドの上から手招きする。

結衣は言われた通りベッドに上がると、

勇太「捕まえたー。」

勇太くんにガシッと抱きしめられた。