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お昼を終えクラスに戻ると、案の定、私は質問責めにあった。
廉くんといつから付き合ってるの?という質問の応えに私は戸惑った。
杏「廉くんとは付き合ってはないよ!仲良くしてもらってるだけなの!」
女子「えっ!?付き合ってないの!?でもよく廉くんと杏ちゃんが一緒にいるところ見るし、お迎えにも来たし。」
杏「それはそうなんだけど…まだ付き合おうとかそういう話にはなってないから、彼氏ではないよ!」
女子たちは、私のその応えに少し安心した様に見えた。
質問の嵐に疲れ切り、廊下に出ると那須くんに話しかけられた。
那須「杏ちゃんお疲れー!大変だったね!笑」
杏「あ、うん…笑。でも、相手が廉くんなら仕方ないよね。 みんなが気になるのは当たり前だもん。」
那須「確かにな!廉さんは男前だし優しいし、男の俺でも惚れそうだからね!笑 でも、俺もてっきり廉さんと付き合ってるのかと思ってた。」
杏「私もちゃんと付き合いたいけどさ、やっぱり付き合うのはレベル高いよ!笑」
那須「ははは!笑 まぁ俺なら、杏ちゃんに好きになってもらったら、即付き合うけどね!」
杏「あはは!笑 那須くん励ましてくれてありがとう!」
那須「んー励ましたつもりじゃないけど…」
杏「ん?? あっ!そういえば委員会はいつから始まるの?」
那須「(自然に話そらされた。。。。)あー、委員会?来週の月曜が初日!その日から縦割り旅行のことで毎日忙しくなるみたい。」
杏「来週かぁー。もうすぐだね!廉くんがどんな感じか那須くん教えてね!笑」
那須「廉さんの報告ね。おけ!笑 それにしてもそんなの俺切なすぎじゃね?笑」
杏「ジュース奢るからお願い!!!笑」
那須「はいはい。笑 頑張りますよー。」
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作者名:アプリコットママ | 作成日時:2017年7月14日 20時