どうしても、どうしても。２【Ren.N】 (ページ13)

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廉「ねぇ、この前の続きしよっか。」

杏「続き？」

廉くんは私を抱き寄せ、私の肩に顔をうずめ囁く。

廉「俺が杏ちゃんに大人な恋愛教えてあげる。」

そして、廉くんは私の首筋を舐めた。

杏「ひゃぁっ！」

私は初めての感覚にビクッと身体が反応してしまった。

廉「はは、杏ちゃん敏感だね。もっと感じさせてあげる。」

廉くんの舌が、淫らに開いた私の口の中に入ってきた。私の舌は、廉くんを求めてるように自然と絡まる。

杏「うんん…はぁぁ…んん…」

廉「積極的だね。鳴いてる杏ちゃんも可愛いよ。」

(廉くんとのキスは激しくても優しさを感じる。紫耀さんとは違う…。私は廉くんが好きだよ。)

だんだん息が苦しくなってきた私は、廉くんの胸をそっと押した。廉くんも、はぁはぁと息が切れている。

杏「苦しくなってきちゃって…でも気持ち良かったし、嬉しかった…」

廉「ははは。これ以上したら俺も我慢できなくなっちゃうからやめとかないとな。」

杏「あの…」

廉「ん？」

杏「廉くん、好きです。」

(私は紫耀さんとの出来事をかき消すためにも、自分の気持ちを廉くんに伝えた。)