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杏「紫耀さんが、私に気をつけた方がいいって忠告してくれたのがずっと気になってて、このままモヤモヤしてるのも嫌だと思って、廉くんに直接聞いちゃったんです！」
紫耀「まじか…。廉はなんて？」
杏「////何て言われたかは恥ずかしくて言えないですけど、紫耀さんが言ってくれた気をつけた方がいいという感じは全くしなかったです！！」
紫耀「…………」
杏「むしろ気をつけた方がいいどころか、安心しました//////」
紫耀「そか…。それならいいんだけどさ。なんか無駄な心配させてごめんな。」
杏「いいえ！紫耀さんが気をつけてって教えてくれたおかげで、廉くんとちゃんとお話しすることができたので感謝しています！」
すると、急に紫耀くんの手が私の頭の上に触れた。そして、私の目線まで身をかがめ私を見ながら言った。
紫耀「はぁ。杏ちゃんってさ、見かけによらずほんと純粋なんだね。」
杏「見かけによらずって……男友達は多いし、好きになってもらえることもよくあるし、それは自覚してるんですけど、私自身の恋愛経験はほとんどないんです…」
紫耀「ごめんごめん。見かけによらずって、可愛いから経験多そうなのにってこと。純粋なのはいい事だよ。」
杏「///あ、ありがとうございます。」
紫耀「んー、俺はもうこの件については何も言わないけど、とにかく男には気をつけろよ。」
杏「それ、さっき廉くんにも同じこと言われました！」
紫耀「え、廉が？笑 まぁ、そういうことなんだよ。じゃあな、気をつけて帰れよー。」
そう言うと、紫耀くんはまた手をひらひら〜としながらどこかに行ってしまった。
(紫耀さんに報告できて良かった！これで変なモヤモヤはなくなった！明日結衣にも勝負の真相を教えてあげないと♩)
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作者名：アプリコットママ | 作成日時：2017年7月7日 23時
