どうしても、どうしても。【Ren.N】 (ページ18)

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廉「俺はここに座るから、杏ちゃんはこっちに座って！」

向かいに座った廉くん。恥ずかしくて、思わず下を向いてしまう。

(ヤバイ。私、完全に意識しちゃってる。廉くんのこと好きになっちゃってるよ。)

廉「ねぇ、下向いてないで俺のこと見てよ。」

廉くんの指がスッと私の顎を持ち上げた。
触れられたところが熱い。

杏「恥ずかしい…そんなに見ないでください//////」

廉「なんで？可愛い顔見せてよ。杏ちゃんみたいな素直さ、俺どっか消えちゃったから、羨ましい。」

杏「私は素直っていうか、廉くんがかっこよすぎて直視できないんです…」

廉「そんなに？ありがと。笑杏ちゃん、モテるのに男慣れしてないんだね。」

杏「男の子は苦手ではないし、友達も多い方なんですけど、いざ恋愛とかになると慣れないです…というか、やっぱり廉くんだからです…」

廉「慣れてない方が俺はいいと思うけどね！ちょっと隣に座ってもいい？」

杏「はい//////」

廉くんは、私の隣に座った。