レンタル彼氏。

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JK「ごめん、ひとりで待たせて…大丈夫？」

「…うん、大丈夫」

Aさんの声が元気ない…


JK「本当？変なオッサンとかに絡まれなかった？」

「ごめん、もう疲れてるから寝るね…」


目を逸らしたまま素っ気なく
俺の横を通り過ぎて行ってしまった


やっぱり、一人きりで待たせすぎて
怒っちゃったのかな…(汗

それとも…


JM「あれー？ジョングクくん、これから温泉入るの〜？」

後ろから聞こえてきた声に
不安がさらに深まった


JK「ジミンさんは…？」

JM「僕は今あがったところ〜、はぁ〜
やっぱり温泉は気持ちいいよね〜！！
すっきりした〜！！」

って、めちゃくちゃ清々しい感じで
あれ？疑った俺の方がおかしいのかな？って思うくらいで

JK「あの…温泉でAさ、、Aと一緒でした？」

JM「うん。もうダメだよ〜ジョングクくん
大事な彼女をあんなところに置き去りにしちゃ〜」

って、俺をチラッと見ると
一気に顔を近づけてきて耳元で

JM「そんなに隙ばかり見せると、すぐに寝取られちゃうよ？」

JK「は？」

JM「はぁ〜、ちょっと長湯し過ぎちゃったかな〜？スッキリしたのにダルくて…
ちょっと露天風呂ではしゃぎすぎちゃったかな〜(笑
じゃ、僕先に部屋に戻ってるね〜」

背中を向けたまま手のひらだけヒラヒラさせて部屋に戻って行ってしまい

取り残された俺は悶々とした気持ちのまま
本当は嫌だけど、大部屋に戻って眠れない一夜を過ごした…








翌朝・・・


母「はーい！皆さん帰りの馬車が参りましたよ〜」

リジ「それってただの送迎バスでしょ？」

父「わっしょい！！」

爺「なんじゃ、、若いもんのくせに元気がないのぅ〜！！朝からそんな顔して昨夜飲みすぎたんか？」

YG「そ、そんな飲み過ぎてはっちゃけたりしてねーよ！」

リジ「ユンちゃん急になんで真っ赤になってるの？」

YG「うるせーな！ほら、荷物全部運ぶからそこにまとめとけよ！！」


どうしてユンギさんの顔が赤いのかは
わかんないけど

Aさんも、ボラさんも元気がなくて
なんか心ここに在らずというか…

あの人は相変わらずニコニコ笑顔の仮面つけながら動き回ってて

あれ…テヒョンさんは…


って、周りを見渡してると



ドンッ、

JK「あ、すみません」


すれ違った男性にぶつかって

NJ「いえ…」

紳士的な風貌で、こんな田舎の温泉に
似つかわしくないな…って思ってたら

後ろから大きな帽子を被った女性が…


倫子「ナムジュニ、遅いわよ。…あら？」

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