レンタル彼氏。

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ボラ「ほら、このサイト。
結構、評価も高いし料金は他より高めだけど
完璧にこっちのリクエストに応えてくれるから最高だよ///」


え？どしたの？
なんか、急に乙女みたいな表情だけど…


ボラ「飲み会に彼が迎えに来てくれて
みんなに紹介したでしょ？
あの時のアイツの顔！！！あははっ！！
マジで最高だった！でも、それ以上に彼が
その後も完璧だった…♡」


おーい、ボラちゃーん！
目が♡になってますよ〜！！


「確か、テヒョンくんだっけ？」

ボラ「そう、ほら見て」


って、見せてきたスマホの画面には
今日の日付でのメッセージのやりとり


「え？レンタルってあの日だけじゃないの？」

ボラ「それが、このサイトの良いところで
一度、指名した彼からのアフターサービスで
メッセージのやり取りが出来てね…ふふっ、
次に会う約束しちゃった///」



うわぁぁ、これはちょっと足突っ込んだら
沼にハマっちゃう系なんじゃ…(汗

って、ちょっと前のめりだった姿勢を
落ち着かせてみると



TH「ボラちゃ〜ん！！」

「えぇ？！！」

ボラ「テヒョンア〜♡」


いやいやいやいや、待って←

いきなり来る？言ってたそばからくる？


TH「あ、初めまして、、じゃないよね？
確か、こないだも会った…えーっと、、確か
Aさん！！だよね？」

「え？私の名前まで覚えてるんですか？」

TH「そりゃボラちゃんのお友達だし
これからも仲良くさせてもらわなきゃだしね」


こりゃあ、良い商売や…


ちょっと遠い目になりつつも
自然とボラの隣に座って、自然と手を重ねて
本物のカップルにしか見えない雰囲気で


プロって凄いんだな…


って、ひとり納得するように
アイスコーヒーを飲んでると…


ボラ「で？Aはいつ帰るの？」

「いや早いわ、私への扱い雑すぎだわ」

拗ねるぞ！一瞬で拗ねるぞ！！←


ボラ「あ、そういえばAも興味ありそうだったけど、、レンタル彼氏、必要なの？」

「あ、まぁ…ちょっとね…(汗」

TH「へぇ、そうなんだ？うちに良い奴いっぱい居るよ〜、どんなタイプが好みなの？」

「えーっと、、」


ちょっと悩んでから、、


「とにかくイケメンか良いです(真顔」








って、リクエスト通り過ぎて
逆に眩しいわ！！！いや、眩しすぎて
目を開けてられないっす…


目の前のイケメン、ジョングクさんの顔を
真っ直ぐ見れませんっっ////

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