レンタル彼氏。

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「はぁ、、(溜息」

どんよりとした朝を迎えて溜息しか出ない


職場に着いて、デスクでタブレットを開いても、やる気が出てこないなぁ、、



HS「Aさーん、R社の新商品の詳細きましたー！」

「はーい」


私の仕事は広告プランナー

いろんなブランドの広告の企画を提案する
所詮。下請け会社である

一応、この年齢ですからね…(苦笑
チーフというポジションで毎日あくせくしております！！



HS「Aさん、やっば、あれっすか？」

「ん？」

いつも陽気な後輩ホソクが真面目な顔して…


HS「四十肩っすか？(真顔」

「こらっ！！！(怒」

人が溜息ついて肩落としてるのを悟られるまいと肩を回したからといって四十肩とは…


「一応、まだ30代なんです。半ばなんです。
まだアラサーって言いたいんですー！」

HS「あー、はいはい。ほら資料ちゃんと見ましょうね〜」

うっわ、、サラッと流しやがった！(睨
恨めしそうに顔を見続けてると


HS「今回はどうっすかね？」


わぁ、スルースキル高っ！
最近の若者は〜！！

まぁ、でもここでチーフの私だけが
ふざけてる場合でもないので落ち着こう


「まぁ、ここの社長は手厳しいからねぇ…
今回はリテイクも最小限でなんとか最後まで無事に終わらせたいよね」

HS「あぁ、あの美人社長さん。確かにこだわり強いっすもんね〜、まぁプロの仕事って言われたらそうなんだけど、側から見たら単なる嫌がらせだし」

「そうなんだよねぇ、、って違う！違う！
そんなこと言ったらダメじゃん！私！！
よーし！今のうちにパターンいっぱい出して精査してくぞ！」

HS「へーい！」

そのまま数名のチームスタッフと共に
あーでもない、こーでもない、とミーティングを繰り返し、プレゼンしてはリテイクされ
そろそろネタも根気もなくなりかけてた
仕事の帰り道、、


人気のコーヒー屋さんの入口に大きな
季節限定のピーチフラペチーノがあって

あぁー、甘いもの飲みたい…
でも、この時間に飲むのはどうかな
いやいや、疲れた時には甘いものだ！

って、仕事に頑張る私へのご褒美にと
意気込んで店内に入れば
２つあるレジの右側に案内された

店員「店内でお召し上がりですか？」

「はい、この季節限定の…」
？「ピーチフラペチーノください」

おっ、同じもの頼んでる〜、なんて
偶然、注文が被った隣の人をチラ見したら

「ジョングクくん？！」
JK「Aさん？」


また同じタイミングでお互いの名前を呼んで
驚いてしまった

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