レンタル彼氏。

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最初は両親もリジの妊娠に動揺したけど

母「ジミンくんなら、我が家にウェルカムよ〜！」
父「わっしょい！」


まだ2人とも学生だからって結婚してからは
我が家で一緒に暮らすことになって


ジミンは大学院を卒業しても
研究員として大学に残る予定で
リジは中学だけは卒業して
高校受験は諦めた。

最後まで反対していたじっちゃんも
リジが子育てが落ち着いたら、高卒認定試験を受けるからと、じっちゃんと約束をして結婚の許しをもらえたみたい

それに、その後生まれてきた
マコリクの可愛さにすぐにメロメロになった
じっちゃんは、相変わらずリジにも甘い



私は複雑な気持ちを胸の奥に押し込めて
Aさんって呼んでたのが
Aヌナ、なんて呼ばれる事に変わっても
ジミンがいる実家の暮らしに慣れようとした



けど、ある日・・・



その日は、リジが久し振りに中学の友達と会うと出掛けて、父と母も出掛けて、ジミンは大学院に行ってて


私は仕事が休みだからって、1日ダラダラと家の中で過ごしていた


いつも騒がしい家の中がシーンと
静まり返ってるのが逆に奇妙な感じで
テレビを観てもつまらないし
無駄に家の中を掃除しまくって汗だくになってしまい、そのままシャワー浴びてたら
着替えを用意するのを忘れてて、二階の部屋までバスタオルを巻いたまま歩いてると…


ガチャ、

JM「ただいま…あっ///」


玄関前でバッタリ遭遇してしまい

「ご、ごめんっ！！！」

私も慌てて二階の自分の部屋に駆け込んだ



まさかお昼前なのに帰ってくるなんて
思ってなかったから…

心臓の音が激しくてそのまま着替えもせずに
ベッドにうつ伏せになってると



ガチャ、

部屋のドアが開いた音がして


「ど、どして？」

ジミンが部屋に入ってきたことに動揺して
そのまま上半身を起こしてベッドに座る


JM「助けてよ…Aヌナ…」

「え…？何？どうしたの？」

JM「もう、僕、我慢できないんだ…」



って、そのままベッドの上に私を押し倒した




JM「ねぇ、僕のわがまま聞いてくれる？」

苦しそうな顔で私を見つめてきて


「え、いや、わがままならいくらでも聞くからとりあえず離れよ…(汗」

この体勢はマズイでしょ(汗


とりあえず話だけでも聞いて…と思ってたら



JM「やだよ、このままAヌナを抱きたいんだから…」


え…？


って、言葉にする前に
唇を塞がれてしまった…

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