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紫耀side
廉と帰りたい気持ちを抑えて、
葬式へと向かった
今日はおじいちゃんのお葬式
普通学校休むのが良いんだろうけど、
廉が心配で、心配で、
親に許可をもらって来た
葬式のお手伝いをするという事を条件に。
そんなの条件にしなくてもお手伝いするよ。
なんて言ったけど、お母さんはそのまま、
俺を学校に送り出した
そんなこんなあって、放課後
全速力で葬式会場まで走る
どうやら、葬式の終盤の様子
荒れる息を落ち着かせ、
係の人に挨拶をし、
莉久とお母さんの隣に座る
そうして、俺が着いて10分もしないうちに葬式は終わった
そして、俺ら一族恒例の、
親戚の顔合わせという名の飲み会
親戚一同集まるとなにかとこういう飲み会になる
俺と莉久は、おじさんのお酒を出したり、
おつまみを出したり、
おばさんたちの飲み物を用意したりと大忙し
なんにせよ、うちの親戚は多いから、
お酒や飲み物減りも早い
紫母「ちょっと、紫耀！飲み物とおつまみ買ってきて！
お酒は買えないんだから、買わないでよ！？」
そう焦った様子で、俺にそそくさと財布を渡し、
おばさんたちのもとへと行くお母さん
よし、早く買ってきて、早く帰ろう。
そう思った俺は、葬式会場を出、
裏道を通って、走れば往復10分のところを目指して、
走る
裏道というものが、
まぁ、治安の悪いと有名で、
真っ暗だし、すっごく怖い
だけど、親戚の皆さんが待っている
そう思って、足を進める
裏道の中間まで来たところ、
誰かの声が聞こえる
すすり泣く声と、男の人たちの声
前の方をよく見てみると
外灯に照らされ、何をされているかがはっきりわかる
誰か高校生の男の人が男の人に囲まれている
1人には手首を掴まれ、
1人には腰に腕をまかれ、
1人にはニヤニヤとした目つきで見られている
助けなきゃ
そう思った俺はそんなに遠くない距離を掛ける
だんだん距離が近くなって気付いた
男の人に囲まれているのは
廉だった…。
それを見た瞬間、俺は急いで駆け寄る
そして、気付けば
「おい、何してんだよ。」
そう口が開いていた
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鈴蘭華 - 竹田さん» コメント、ありがとうございます！完結を祝ってくださるなんて…(感動)しかも、この物語の廉くんを可愛いと言ってくださり、嬉しいです！続編で、海ちゃん達は、どうなったのか、ぜひ、ご覧ください！(*´▽｀*) (2020年10月23日 21時) (
レス) id: 425f28bc29 (このIDを非表示/違反報告)
竹田(プロフ) - 完結おめでとうございます！このお話の廉くんがとっても可愛くて好きです！紫耀くんと想いが通じ合って良かったです^^ 海ちゃんの告白の結果も気になります！続きも楽しみです！ (2020年10月23日 6時) (レス) id: c5a5ef4c4c (このIDを非表示/違反報告)
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