4 ページ4
それから、皆食べ終わり、
ファミレスを出る
望「暗くなってもうたなぁ。
みんな、気をつけて帰れや？」
「またな〜、ばいばい」なんて会話を交わして、
俺らはそのまま自分の家の方向へと足を進める
俺は、海人くんと帰ろうと思っとった
せやけど、
海「廉、ごめん！今日、僕、おばあちゃん家行かなきゃ…！
暗い中1人にさせるのは、本当に不安だけど…。
大丈夫…？」
廉「あ、おん、大丈夫…。またな…？」
海「ほんっとうに、ごめんね！またね！」
そう言って、俺の家と逆方向の道を掛けていく海人くん
ここのファミレスは俺ん家近くだから、
20分歩けば着くし、大丈夫…。
そう思いながら、自分家の方へと足を進める
大丈夫とは思っとったけど、
俺ん家に行くには裏道やし、
やっぱ、暗いし、ここ、周辺治安悪いって聞くし…、
俺ん家周辺は住宅街やから、大丈夫やねんけど、
それまでの道のりが、
やっぱり怖い…。
ヤンキーとかに、会いませんように…。
そう必死に願いながら、なるべく足元を見て歩く
男「そこの、お兄ちゃん」
突然声を掛けられ、ビクッと肩を跳ねあがらせ、
顔を上げてしまった
気付けば、俺の後ろには3人のがたいのいい男の人たち
俺に声を掛けられたのかと思い、
周りを見渡すけど、男の人たちと俺以外、周辺には誰もいない
男「やっぱ、兄ちゃん、綺麗な顔してんね。」
外灯が、俺の顔を照らし、その顔を見た男の人がそう言う
怖い、逃げた方がええんかな…？
そんなこと思いながら、棒立ちしていると、
男「ちょっと俺達と遊ぼうよ。」
そう言われ、俺の左手首をつかみ、歩きだそうとする男の人
廉「…っ、や、やめて、ください…。」
弱々しい声。
ビクビク震えて、涙が溢れる
怖い、誰か、助けて…
男「泣かないでよ〜。大丈夫だからさ〜。」
そう言い、俺の手首をつかんでる人が、
俺の頬に手を添え、俺の涙を拭おうとする
廉「やっ…！」
必死に顔をそむける
逃げようとするけど、
俺は3人の男の人たちに囲まれ、
手首は強い力で握られ、逃げられないようになっている
男「ちょっと〜、暴れないでよ〜。」
俺の横に居た男の人がそう言い、
俺の腰に手を添える
廉「ひっ…！ゃ、やめて…っ」
涙がボロボロ出てくる
そんなのお構いなしに、俺を逃そうとしない男の人
気持ち悪い手つきで、俺の腰を触る男の人
ひたすらニヤニヤしながら見る男の人
もうだめだ。と、諦めかけた時
「おい、何してんだよ。」
俺の大好きな人の声が聞こえてきた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 443人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴蘭華 - 竹田さん» コメント、ありがとうございます！完結を祝ってくださるなんて…(感動)しかも、この物語の廉くんを可愛いと言ってくださり、嬉しいです！続編で、海ちゃん達は、どうなったのか、ぜひ、ご覧ください！(*´▽｀*) (2020年10月23日 21時) (
レス) id: 425f28bc29 (このIDを非表示/違反報告)
竹田(プロフ) - 完結おめでとうございます！このお話の廉くんがとっても可愛くて好きです！紫耀くんと想いが通じ合って良かったです^^ 海ちゃんの告白の結果も気になります！続きも楽しみです！ (2020年10月23日 6時) (レス) id: c5a5ef4c4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
